佐渡汽船 おけさ丸
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天気予報
さて、島に渡る朝がやってきた。テレビをつけると連休の天気予報をやっている。新潟はなんとか天候が持ちそうだ、やったね。朝食は、昨夜買っておいたパンと牛乳で済まし、温泉の朝風呂で温まって、いざ出発。

ドーミーイン新潟 7:30
新潟港9:25のフェリーだから、8:30頃に乗船手続きをすれば良い。1時間あるから、新潟の中心街をぐるっと走ってみよう。

新潟駅 7:38
新潟の玄関、新潟駅にやってきた。土曜の朝だから、路線バスも少なめか。アプリの路線案内によれば、この時間にココを出発すると、上越新幹線にのって東京で乗り継いで、東海道新幹線4時間後の11:54に名古屋駅に到着するとある。さすがに、新幹線は速いわ。

鳥屋野潟
新潟っていうくらいだから、信濃川河口周辺には、「潟」が点在する。新潟駅近く、市街の中心にも大きな沼地があり、鳥屋野潟(とやのがた)を訪れた。周辺には公演があったり、新潟スタジアムが建設されたり、その名の通り、渡り鳥もプカプカ浮いていたね。

新潟港 佐渡汽船 佐渡ターミナル
新潟港を見渡せる信濃川河口にやってきた。これから乗船するフェリーも着岸してる。

朱鷺メッセ
河岸には、新潟のコンベンショナル施設、ホテルの朱鷺メッセあり。チャンスがあったら、最上階の展望所を訪れたかったが、サイドカーを駐める駐車場が見当たらない。直接ビューローへ電話して問い合わせをしたが、駐車できないと断られた、残念。

萬代橋
新潟市街地を二分する信濃川は、川幅も長く古来、渡し船でつながっていた。全長780mの初代木製萬代橋が明治19年に架橋され、次いで、昭和4年に鉄筋コンクリート橋として、今に残る3代目が竣工した。近代土木遺産として、2004年の重要文化財に指定され今に至る。


萬代橋
コンクリート橋ではあるが、全体を「御影石」で化粧し、優雅な姿。さらに認定される際には、街路灯なども昭和時代のオリジナルを復元し、格調ある姿を今に伝えている。地元民に愛される市街の大橋は、各地にあるよね。釧路の「幣舞橋」や東京の「日本橋」、木曽三川の「伊勢大橋」などが思い浮かぶ。、

佐渡汽船 新潟港 8:30
新潟市内をブラブラ走って、予定通り出航の1時間前に乗船窓口にやってきた。先客のカワサキさんとプチ会話。リターンライダーで、今年中型から大型に切り替わったとのこと。カワサキ1000で、初めての遠出ツーリングはめちゃ、楽しそうだった。お互い、無事なツーリングを。

佐渡汽船は、サイドカーについてはWebでの予約が出来なかった。なので、電話応対で予約番号を頂く。受付では、復路の便までチェックが出来て、帰りのチケットも頂いた。サイドカーは3m未満のクルマ扱いだ。

乗船開始 8:54
出港1時間前には、手続きを。30分前から乗船開始とホームページにあるが、バイクは多くの場合、一番最初に乗船することが多い。この日も、カウンターで、出港50分前から乗船するかもしれないので、準備するよう言われていた。結局、出港45分前に、バイク2台がクルマたちより先に案内開始。


フェリーに乗船するって、バイクツーリングのワクワクする場面だよね。なんだか、サンダーバード2号のコンテナ格納庫に収納されるみたいで、毎度、めちゃ楽しい。想定通り、小生のGLばあさんは、すべての乗船車両の先頭に鎮座することになる。阪九フェリーや太平洋フェリーなどの長距離航路以外では、たいていの場合、最初に乗船することが多い。

新潟港 9:41
定時で「おけさ丸」は新潟港を出発。船尾のデッキから遠ざかる新潟の町を眺める。
エントランス
佐渡汽船の「新潟〜両津」航路は、本船「おけさ丸」と「ときわ丸」の二隻で、毎日5往復の運航をしている。1993年の就航だから、バブル華やかなりし頃で、船の玄関といえるエントランスも豪華で派手な印象。

総トン数5800トンは、国内の離島を繋ぐフェリーでは、別格の大きい船だ。それだけ、佐渡と本州の物流と人の移動が多いというわけだ。しかし、大阪と九州を結ぶ長距離フェリーの阪九フェリーだと、さらに巨大な1万6000トンの船となる。
2等船室
ドライバーの乗客割り当ては、「2等」なので、多くの人がこのカーペット部屋を利用することとなる。バイクは一番最初に乗船するので、他の乗船客がまだ来ていない。
イベントプラザ
船尾には、ステージが備わったホールがあって、催し物がないと、テーブル席となっている。
4階イベントプラザテーブル席
2等船室で「ごろ寝」もお気楽かもしれないが、「いびき」で周りに迷惑かけてもいけないので、イベントプラザのテーブルに居場所を決めた。沖合に出ると、おけさ丸は上下に緩やかに揺れて、近海とはいえ、さすが冬期の日本海と思った。乗船時間は2時間半もあるので、座ったままで仮眠をとる。
スナックコーナー
一眠りしたらお腹が減ってきた。佐渡に着いてからどこかで昼食も素敵だが、この先の時間に余裕がないので、船の上で昼食を済ませておこう。
佐渡島カレー 10:53
佐渡島カレーを選んだら、、、、想像通りの盛り付けで登場。カレーの具もシンプルで、あっという間にお腹に収まった。これで、上陸後の時間に余裕ができたね。
3階デッキ 11:03
食事をとって、船外にでれば、佐渡島が大きく見えてきた。蒼い海、晴天の佐渡島、いい天気になってよかったねえ。
かっぱえびせん中毒かもめ
最後部のデッキでは、船に追従するようにカモメの群れが飛び交う。お目当ては、乗客からもらえる「かっぱえびせん」だ。売店では、それようにかっぱえびせんが売られている。さすがに腕には乗ってこないが、空中に投げると上手にキャッチできる。航行中、ずーっと飛びつつけているのか、船のどこかで休んでいるのか、謎だった。

船の尾部はスラント形状で眺めよし。船尾の国旗は、船の国籍を表している。連日の掲揚で、旗の端がボロボロになって、船の激務を表している。晴天の青空に日の丸が映える。

下船準備の館内放送を待って、車両甲板に降りる。出発の準備をして、待っていると、船内甲板員が目の前のロープを外し、船首のハッチが開くのを見守る。タラップが延びると、待機していた港の作業員がどどっと乗り込んで、下船の作業が開始される、小生は一番手で上陸した。

佐渡汽船 両津港 11:56
新潟港で会話したカワサキさんと手を振ってお別れ、お互いご安全に。さあ、GLばあさん、初の佐渡島、楽しみだねえ。

加茂湖と金北山 12:04
今日の宿泊地は、最南端の小木の町で、3日間にわたって、佐渡島を時計回りに周回の予定。この先、何度も見上げることになる「佐渡山脈」の主峰、金北山1173mがスッキリ見えている。明日は、あの山に刻まれた佐渡スカイラインを走る予定だ。

加茂湖は両津の港でわずか幅30mの海峡を介して、海とつながる海水湖。浅い水深は、海底まで透けて見える。カキの養殖が盛んで、牡蠣小屋が並んでいた。そうだなあ、浜名湖をぐっと小さくした感じかな。

加茂湖沿いから広域農道に入って、佐渡のトキ関連の施設に向かう。水田の広がる台地を、気持ちよく飛ばす。

タヌキ
路上に動くモノ発見、急ブレーキで見てみれば、体部の毛がずいぶんと痛んでしまったタヌキさん。目の前でもウロウロして、茂みに隠れていった。皮膚病にでもかかっているのか、痛々しかった。

野生復帰ステーション観察棟 12:19
トキのテラスを通り越し、砂利道を数百メートル進むと、行き止まりに観察棟がある。最後はバイクを置いて、歩いて施設に到着。

3階建ての観察棟を上がると、眼下に大きなゲージが見える。傷ついたトキを保護、飼育する施設だ。現在は収容されているトキは居ないよう、、、もし収容していても、ここからじゃあ、ほとんど見られないね(T_T)。

トキのテラス 12:27
手前にあったトキのテラスに戻ってきた。多くの観光客は、ココを訪れて、先ほどの観察棟にはいかないだろう。

入口の看板に、トキのフィギュアがのっかってる。海洋堂にでも、依頼して作ったんだろうか、よく出来てる。

またまた三階の階段を上がって、屋上の展望台に。麺善意は、トキが暮らす里山の地域が一望できる。山がちな佐渡島も、このあたりは平坦で水田と森が広がり、トキには最適な環境のよう。

屋内展望室
野生のトキが生息、活動する範囲を見られるよう、望遠鏡とイスが設置されている、試しにのぞいてみたが、広大な範囲を調べるには無理があるね(^^)。でも、活発に行動する季節や時間帯が分かれば、ここでジックリ待ち構えるのも面白いかも

パソコンで画像が見られたら使いやすいし、複数人で見られるようね。

屋内展示
屋内には、佐渡のトキについて、非常に多くの資料と情報が掲示されている。その中で、目を引いたのが、佐渡のトキの個体数。古来、トキはアジア広域に生息していたが、肉食や羽毛獲得、果ては田畑を荒らす害鳥として、その数を減らし、1920年代には国内で姿を消した。しかし、1932年に佐渡で再発見されて、天然記念物として保護が始まった。野生最後の5羽が1981年に捕獲され、佐渡で人工飼育が始まった。しかし、最後の一羽(キン)のみとなり、1998年、江沢民主席が来日し、天皇につがいのトキが贈呈された。これが、27年経過して、佐渡の島内に野生を中心に576羽のトキが観察されている。

佐渡市城越 12:44
さて、トキ関連の施設を見学し、トキのこともずいぶんと勉強した。トキのテラスから、水田地帯を海岸線に向けて、快調に飛ばす。こんな場所に、トキが暮らしてるんだなあ、って走らせていたら・・・、「んっ? 田んぼに白い鳥がいる。」

iphone15の最大倍率で、手ぶれを気にしつつ、写真に収める。確信はないが、くちばしが長く、全体が薄いピンクに見えたので、トキの可能性が高いと思った。周囲には、さらに2羽がいそうだったが、日陰にあって詳しく分からず。

トキ
パソコンで、画像を拡大してみれば、特徴的なくちばしの形状と赤い付け根は、トキで間違いないだろう。ヤッタね、野生のトキの群れに遭遇出来たヨ。この場所は、両津の港から3kmほど離れた街道近く。きっと、地元の人たちは、日常的にトキに遭遇しているんだろう。現在、日本、中国を中心に保護活動が続いており、着実に、その成果を上げてきている。小学校の教科書に出てきたトキの保護のお話、「ニッポニア・ニッポン」の学名は、今でも思い出せるね。

トキに出会えた興奮の余韻を味わいながら、海岸線に出てきた。真っ青な空と海、前日の高速道路の雨中走行が嘘のよう。

みかえり峠 12:54
海岸線を時計回りに周遊開始、ほどなく右に緩やかにカーブ、みかえり峠と大きな看板。先の小さな入り江をプチみおろすと、小島と朱塗りの橋が見える。近くへ行ってみよう。

津神島と津神神社
大川の集落の港には、津神島があり、海の安全を願って神社が祭られている。なるほど、小島と赤い橋は「絵」になるね。大川の集落を出て行く人たちが、ふり返ってこの景色を見ることから、「みかえり峠」と言われるのかなあ??。


大川屋外版画美術館
50軒ばかりの大川の集落を有名にしているのは、家々の壁に展示される版画たちだ。1979年に地元の青年会が、版画でカレンダーを作ったのが始まり。その後、地元の活動の中で、「日頃の生活」をテーマに、集落の有志たちが少しずつ版画を作成し、それを家々で展示してきた。無名の素人たちの作品だけど、日々の生活を力強く描いていたね。集落の中を歩いて、散策しながら鑑賞したら楽しそう。

佐渡の島には、4つの突起部があるが、いずれにも灯台が設置されている。県道を外れ、すれ違いも出来ない狭い道を進んで、一つ目の突起部に到着。

姫崎灯台 13:05
最後はあるいて灯台の元に。足場が組まれ、修繕中の姫埼灯台だ。明治28年、1895年に作られ、鉄枠造りとして、日本最古。世界の灯台100選、日本の灯台50選に挙がるベテラン、エリートだ。

灯台カード

姫崎灯台館
灯台職員の庁舎と宿舎が残されていて、休憩所と資料館になっている。資料館見たかったが、ドアが閉じられてた(>_<)。

展望台
手前の植生で足下が見えないのが残念だけど、フェリーが航行してきたあたりをみているはず。対岸の先は、佐渡のもっとも北の端、「弾埼灯台」のあるところで、明日の宿泊地だ。さて、60km離れた、今宵の宿泊地「小木」めざして、佐渡の東海岸を南下します。

Day 3
GL1200サイドカー 38 佐渡の旅 4/7 県道45号佐渡一周線 沢崎鼻灯台 宿根木 小木 に続く
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