寸又峡 静岡県川根本町
大井川鐵道 千頭駅 8:16
山行を予定していた日曜日、同行のHさんの足の具合で、散策に切り替え。幾つか候補が上がったが、寸又峡を歩こうということになった。ざっくり200kmあるので、早朝6時に名古屋を出た。中途、トイレ休憩はさみつつ、一気に千頭までやってきた。朝日を浴びて、トーマス機関車たちも暖かそう。

寸又峡温泉 8:38
まだ朝日の差さない谷間の寸又峡温泉に到着。駐車場は、利便のいい最深部の有料駐車場にとめる。

カモシカトレイル 2025 8:48
歩き出す準備を済ませ、肌寒い空気の中を散策開始。同時に、旅館街からゾロゾロ、山行スタイルの人たちが集まってきた。直後の尾根に上がり、続く沢口山(1425m)までのトレイルランだそうで、みなさん走る格好だ。標高差1000mはありそうなので、決して楽じゃあないだろう。

赤石太鼓保存会
9時のスタートに合わせて、寒風の中、和太鼓が響く。地元の川根本町にある和太鼓チームで、昨日もイベントで演技をしたよう。皆さん、町おこしに力を入れている。

寸又峡ゲート 9:02
トレイルランのスタートを見送って、小生たちもショルダーバッグの軽装で夢の吊り橋周回コースに出発。ゲートでは、係の人に協力費500円/人を納めてパンフレットを頂く。
夢の吊り橋周遊コース

寸又峡温泉フェスとして、訪れた週末にイベントがあったんだね。紅葉の季節に合わせた企画だったんじゃないかな。

トンネルくぐったりと、元森林鉄道の線路を拡張した林道を歩いてゆくと、20分ほどで吊り橋が見えてきた。陽がまだ高くないので、谷には陽が当たらず。

寸又峡 9:32
大間ダムによるダム湖は深いブルーで神秘的。正面の谷が寸又川の本流で、左はその支流の大間川。正確に言えば、夢の吊り橋は、大間川に架かっているといえるだろう。柵に「吊り橋まで50m ここからの待ち時間約30分」と看板あり。ハイシーズンだと、恐ろしい行列が出来るんだね(°0°)。

大間川の上流に、寸又峡温泉の源泉があり、昭和の初めは湯治でこの吊り橋を渡って人が行き交いした。戦後、温泉開発が進み、寸又峡温泉郷が出来上がると、この渓谷に多くの人が訪れるようになり、古かった吊り橋も観光目的で更新された。

鋼鉄ワイヤーの吊り橋は、定員10名まで。ほぼ年間を通じて、一方通行だ。スパンは90mで水面からの高さは8m。日が差さないし、帽子を飛ばしそうなくらい渓谷を吹き抜ける北風が強い。

Hさんは最初ためらっていたが、意を決して歩き出した。すぐ後ろを歩いちゃダメと念を押されて、離れて小生も渡り出す。東尋坊の様な崖などは、まっぴらごめんの小生だけど、吊り橋のように大丈夫と分かっている人工構造物はセーフだね。

踏み出した荷重で上下に、左右に揺れる。他の人の振動と同調すると揺れが増幅。なかなかスリリングで、ディープブルーな湖面の色も楽しむゆとり無し。Hさんは、数歩あるいては、休止を繰り返す「尺取り虫」歩行だった(^^ゞ。

ゆっくりと時間を掛けて渡りきった吊り橋をふり返る。Webで見かけた1週ほど前の吊り橋は、モミジやツタなどの紅葉が美しかったけど、すっかり落葉して冬の景色(>_<)。

渡った先は、高低差約60mほどの階段やスロープが待っている。この急登を知らないで来てしまい、後悔した人も多いんじゃないかな。
林道 9:53
304段あるという鉄や石の階段を10分ほどかけて登り切る。なかなかしんどい。登った先は、森林鉄道が走っていた線路跡でこれを右にすすむ。クマ除けの鳴り物があるけど、木の幹を木槌で叩く音は、「ボコッ」っておだやかな音。こんなんでいいのかなあ(^^)。
千頭森林鉄道 尾崎坂駅跡
林道を200mほどすすむと、寸又川との分岐部で広場あり。当時の森林鉄道で働いていた機関車が展示されてる。
SKW DB6
手元の資料で調べると、当時もっとも活躍していた機関車だったよう。でっかいディーゼルエンジンが積まれてあった。SKWは、「酒井工作所」の略だろう。DB6は、アストンマーチンのボンドカーみたいでよろしい(^^)。

森林鉄道オタク、小生の蔵書の一つ。豊富な資料と当時の写真が満載で、楽しいなあ。

モーターカー
人の移動目的で用意された5人乗りエンジン車。日産自動車のエンジンを流用した富士重工製(^^)。当時の富士重工は、スクーターの生産など、モータリーゼーションに深く関わったいたんだね。
尾崎坂停車場
今いる尾崎坂展望台は、大きな停車場のあったところ。寸又川の本流沿いの「本線」から、大間川への「大間川線」が分岐するポイントだった。大間川線は一段高い場所を走っていたので、スイッチバックで本線と合流した。

千頭森林鉄道本線跡ゲート 10:01
林道は本流にそってまだまだ続くが、現在はゲートで一般車両は通行止め。60年前は、ここをたくさんの木材を積んだ機関車が頻回に通っていたんだよ。この先は、日向林道など、廃道好きにはたまらない聖地。
「山さ行がねが」のヨッキれんさんも千頭森林鉄道に挑戦している。これらの記事は、何度読んでも面白い。小生の嗜好に大きな影響を与えた人だ(^^)。

周遊路に戻り、飛龍橋にむかう。幅員は鉄道時代のものか、いつ上からガレ石が押してきてもおかしくないね。
レール材
ガードレール代わりの支柱とワイヤー。支柱は、鉄道のレールだね。標準軌道のレールに比べるとちっちゃくて可愛い。
登山道案内図
飛龍橋のたもとに、大間川の深部にある南アルプスの南端「前黒法師岳」への登山路案内が立ってた。

大間川にそって林道が始まってる。ちょっと探検してみよう。

500mほどは進んだろうか、落石著しい林道はかろうじて車が通れる。このあたりから、お山に取り憑いて、前黒法師岳をめざすよう。ヤマップの記事では、距離13km、高低差1800m、7時間半のキツい山行。小生たちには、マネが出来ない。
飛龍橋 10:31 プチ冒険を味わって、周回路にもどる。初代飛龍橋は木造吊り橋で、森林鉄道の線路だった。現行の二代目は、クルマの通過と観光目的で、昭和32年の竣工。

千頭森林鐵道路線図
千頭森林鉄道は、昭和6年に開発が始まり、支線を含め総延長60kmの規模を誇った。切り出しが終了した昭和44年に全線廃止となった。寸又峡に再訪したことで、またまた森林鉄道に興味が注がれる。Hさんは、吊り橋や渓谷美に惹かれるが、小生は森林鉄道に心引かれちゃうね(^^)。
夢の吊り橋周遊コース
寸又峡温泉 11:08
ちょうど2時間かかって、出発の温泉街に戻ってきた。お腹減ったんで、蕎麦でも食べましょう。

手作りの店 さとう
暖簾をくぐると、昔からある観光地の食堂の風情たっぷり。Hさんはオススメの「わさびそば」、小生は無難な「しいたけそば」を注文。合わせて、「山芋もち」もお願いした。もちの食感が珍しく、美味しかった。女将のマシンガントークがめちゃ楽しい。小生たちと会話してたのに、店の前を通る観光客には、さりげなく声を掛ける。キレキレの営業ガールだと思ったね(^^)。又来ますね。


町営露天風呂 美女つくりの湯 11:33
集落の外れに、町営の立ち寄り湯あり。600円で、寸又峡のアルカリ泉が味わえるので、温泉好きにはマストだね。周囲の温泉宿でも借り湯が出来るが、かけ流しはここだけだろう。スッポンポンになると、露天は寒い!! ざばっとかけ湯して首まで浸かれば、わずかに硫黄臭のブルーなお湯は美味しいねえ。
メルセデス-AMG GT 40 湖上駅 大井川鐵道 に続く
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