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プラモ製作記 44 3/3 ポルシェターボRSR TYPE934 1/12 TAMIYA


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ポルシェターボRSR  78'モンテカルロ優勝車仕様 

前回はこちら


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「ハクリデカール」
 さて、万難排して、デカールに取りかかる。手に入れた「ミュージアムコレクション」製のデカールは「ハクリ」タイプで、初めての使用経験。水につけてデカールをずらして貼り付ける点は、同じだけど、乾いた跡で表面のフィルムを剥がす作業が必要。まずは、恐る恐るボンネットのデカールを水に入れて貼ってみる。
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 普通の水性デカールよりも厚みがあって、曲線や角のある部分には貼りにくい。貼った後は、上から抑えて水分を押し出して密着させないと、デカールが張り付かない。
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 とくに、ルーフは1枚プリントの大判だから、綿棒を用いて中央から端へ、デカールを密着させる。
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 サイドのゼッケンは、ドアの下まで及ぶけど、サイドシルに凹凸があるので、硬いハクリデカールはフィットしない。だから、サイドミラーを避けながら、指示よりもルーフよりにゼッケンの位置をずらして対応。こうでもしなきゃ、無理だわ。
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ハクリデカール貼り終わり
 概ね、デカールを貼り終わった。ただし、ボンネットのプレスラインには、硬いデカールが馴染んでくれず、押さえつけはどうしても不十分に。また、曲線の強いリアフェンダーも、「踊るお姉さん」を馴染ませるのに苦労する。
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 フロントガラスの上縁に、バイザーのデカールを貼り付ける。
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 透明なので、押さえつけが上手くいってるかどうか、判断できるが、手順を2回繰り返すことで、やっと密着させることが出来た。
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 説明書では、しっかり数日乾燥させてから、フィルムを剥がすようにとあった。待てない小生は、2日目に慎重にフィルムをを剥がしてみた。
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 目立つルーフの1枚デカールは、特に注意して作業。押さえつけが不十分だと、デカールが浮いて切れてフィルムに残る。こうなったら、そっと元に戻して、水やデカールのりを再度浸透させて仕切り直し。剥がれて浮いたデカールは、ピンセットで持つだけでもバラバラになるので、悲しすぎる。
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 ボディ、ボンネット、すべてにデカールを貼り終えた。通常の水用デカールに比べ、「ハクリデカール」は、発色とシャープさが優れているが、扱いに気を遣う。
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 ボンネットのプレスラインにどうしてもフィットしてくれず、「A」の文字がバラバラに。。。。筆塗りでなんとか修正したけど、この先、「ハクリ」デカールは避けて通りたいね(^^ゞ。
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 クリア塗装
 デカールが貼り終えたので、24時間の乾燥後に、水性クリアスプレーで全体をコーティング。これでデカールの剥がれ予防と、全体のつや出しができる。表面の「濡れぐあい」をみながら、3度ほど、重ね塗り。
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窓わく塗り
 最後の重要な塗装、ガラス枠の塗装にすすむ。フロントは曲げてもOKなマスキングテープを活用。その後、エナメル塗料のセミグロスブラックで筆塗り。リアは凹んだ位置にモールがあるので、「マスキングゾル」を塗って、塗り分けた。
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 さて、マスキングテープを剥がすと。。。。あれあれ、塗装が剥がれてきちゃう。水性クリアの上に、エナメル塗料が「くっつかない」のだ。水性クリア塗装の上にエナメル塗料を使うと、はみ出しなどを容易に溶剤で拭き取ることが出来るので、修正がしやすいからチョイスしたけど。。。。やはり基本を外しちゃあ、失敗するわな。
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塗料の相性図
 重ね塗りの相性について、表をしめす。ベースに水性アクリルを使った場合が、もっとも相性が悪い。対して、ラッカーはいずれとも相性がよい。これは、水性アクリルの素材への密着度が小さいことで、重ね塗りによって剥がれやすくなるよう。
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 ガシガシ、物理的にエナメル塗料の皮膜を削り取って、再度マスキングテープで前処置。今度は、ラッカー系のタミヤカラーで筆塗り。
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 はみ出しが若干できたが、まずまず失敗をリカバリー出来た。やれやれ。
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 ボディの概略が出来たので、パーツを組んでいく。まずは、ヘッドライト。ガラスのカッティングもリアルで、素晴らしい。ヘッドライトを付けると、911らしくなってくる。
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 クリア、オレンジ、レッドの透明プラスチックで、リアのコンビネーションライトが再現される。実車にそっくりは出来映え、タミヤらしい作りやすさと再現の素晴らしさ。
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 ポルシェ3.0RSは、マイルバンパーじゃないので、ラバーは要らないが、あくまでも934ボディで組み立ててるので、目をつぶる。タミヤは実際に911をバラバラにして模型化しただけあって、細部の雰囲気は、実車をよく表してる。
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 組み立て図みていて、大変だとおもったドア窓わくの工作になる。ガラス部分は、ネジ止めでドアに固定するので、強度十分。しかし、繊細な窓わくパーツは、接着剤の力でくっつけるのだけど、接着面が小さいから難渋する。まして、接着材がはみ出たら、クリアパーツを汚してしまう。
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 「合わせ」を確認した上で、クリアボンドをごく少量、ガラスの縁にのせて、慎重に窓わくをのせる。クリアボンドの接着力がそれなりにあるので、どうにか、窓ガラスを汚さずに、接着できた。やれやれ、安堵。ドアにはウエザーストリップがあるので、ブラックのラインでそれを表現。これはキットには指示されていない部分で、タミヤのミス。
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ドアの接合
 ドア側のツメをボディ側のスリットにパチンとはめ込む。塗装前に入りやすいように加工。一度パチンとやったら、外せない。ドアの「チリ」をあわせるなんて、芸当は出来ないから、タミヤの作りを信じて、一発勝負。で、なんとか 許せる範囲でボディにドアがくっついた。
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 ボディをのせてしまったら、シャーシーは隠れてしまうので、このタイミングで記念撮影。シャーシは作り始めてから3週間が経過していた。
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 ラリー車だから、コ・ドライバーの前には、これは必須、それっぽく、ラリーコンピュータを自作追加。
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ボディとシャーシーの合体
 シャーシーと前後のボディを2個のビスで合体させる。ビス穴はピタッと合って、さすがタミヤ。
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フロントセクション
 シャーシーの前後にはボディ裏側に合わせて差し込む「ホゾ」があって、これでボディの固定がしっかりされるはず。なのに、ボディ側には、この「ホゾ」を受ける穴が見当たらない。後部はバンパーの凹みに当たるので、まだいいが、前部は「ホゾ」分だけつかえてしまって、ボディがハマらない。このキットがジャンクだったのか、何かパーツを無くしていたのか、分からない。結局、前部の「ホゾ」はパチンと切ってそれでおしまい。無事に、シャーシにボディがはまった。
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ボディ裏側に、ブレーキ冷却用のダクトをはめ込む。手元でRがキツいので、ダクトが折れ曲がっているのは、愛嬌(^^ゞ。 
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 出来てしまったら、なかなか見なくなるだろうエンジン裏側をじっくり観察。RRの車って少数派だから、興味あるね。車の歴史の中でも、スポーツカーを目指した911が、RRにこだわってきた理由は「何か」あるんだろうな。それって、何だろうね。
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 ボンネットスポットライトを両面テープで取り付ける(取り外したら他にも流用できる)。
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 ボンネットピンを付けてないけど、まずはざっくり「完成」。934ターボで、RS3.0を再現するという「無理」があるけど、ポルシェがモンテカルロラリーで優勝した最後のクルマの雰囲気を形に出来たので満足かな。特に、プライベート参加の「ジャン・ピエール・ニコラ」がドライバーの意地でもぎ取った優勝ってのが、惹かれるなあ。
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モンテカルロラリー 1978
 当時最強だった「アルピーノ・ルノー」のファクトリーシートを失った「ジャン・ピエール・ニコラ」は、急遽「フランスタバコ会社のジタン」の支援を受けて、「RS3.0」をラリー用に改造し、ぶっつけ本番でラリーに臨んだ。本命のライバルたちがアクシデントでタイムを落とす中、RRのトラクションを生かしたニコラは、最後にしぶとく優勝してしまう。ニコラのドライビングとRS3.0のポテンシャルが、並みいるファクトリーカーを負かしたのだ。
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 「フランス」のファクトリードライバーなのに、自分のクルマが用意されなかったから、「ドイツ車」でプライベート出場したってのも、ニコラの熱意が伝わる。ドイツ車にフレンチブルーとジタンのステッカー。アメ車に日の丸付けて、日本人がアメリカのレースに出るみたいな感じ(^^)。
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 実車のRS3.0は、前後のフェンダーがもう少し小ぶりで、5マイルバンパーじゃない。でも十分に、雪のモンテカルロを走り抜けた雄姿の雰囲気が伝わる。ところで、この後ろ姿、何かが足りないと思ったら、リアガーニッシュの「PORSCHE」デカールを貼り忘れている(^^ゞ。あとで、貼っておこう。
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 タミヤの1/12ビッグシリーズは、世界的に見ても、日本の誇るプラモだろう。当時の高度成長期の日本だから、できた作品たち。
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 その中でも、このキットは、秀逸とされている。なるほど、新たなマテリアルに挑戦して、再現を豊かにしていたり、ビス留めのガッチリ出来上がるボディ、組み立てやすい設計など、50年後の現代でも古さを感じさせない。ただし、現在のビッグスケールプラモといえば、中華製が幅を利かせて、国産のメーカーはすっかり静かになってしまった。中華製には、50年前の日本の勢いを感じる。
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 このサイズになると、それなりに重量があって、持ったときに「おっ」ってなる。手塩に掛けた労力の「重さ」かな(^^)。壊しちゃう前に、ショーケースに仕舞いましょう〜。
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GQjapan 2018 より
 資料を漁っていたら、レースから50年を記して、ポルシェミュージアムが、ニコラを招いてモンテカルロを走らせたという記事に出合った。73才のニコラが40年ぶりにモンテの山道を豪快に飛ばす「絵」は、すばらしい。優勝車をきちんと保管して走らせる、ポルシェミュージアムもさすがだね。


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Commented by radio2_kurochan at 2026-01-21 06:25
達成感の塊ですね ラリコンに にやり(^ ^)
Commented by akane8150 at 2026-01-21 07:50
radio2_kurochan さん おはようございます
ちょっとした「小物」が、キットを盛り上げてくれますね(^^)。ルーフアンテナも作り忘れてるので、追加しときます。
by akane8150 | 2026-01-21 00:00 | プラモデル製作 | Comments(2)

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