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山行記 30 飛騨荘川 火山


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荘川町 火山
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飛騨高原 火山 1379m
 登山を扱ったブログを拝見するのは、興味があって楽しいね。Web上のご縁がきっかけで、小生、初めてスノーシューを使った冬山歩きを体験できることとなった。日程、目的地もすべて「お任せ」でガイドをお願いした。頂いた登山計画書には、「火山(ひやま)」とあり、岐阜百山のひとつ。ヤマップの登山情報には出てこない。
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道の駅 桜の郷 荘川 2/1 AM8:00
 ガイドさんとは、荘川ICおりたところの道の駅で待ち合わせ。数日前に日本海側は大雪にみまわれ、この地域も新雪が足し算されていた。気象庁の報告では、最低気温マイナス11°で、日中もマイナスのまま。
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R158  六厩(むまや)
 ガイドさんの車について、現地に向かう。R158は快走路でバイクでもお馴染みのルート。軽岡峠(トンネル)の先の集落、六厩を右に折れて火山にむかう。
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 この日、お世話になったのは「がおろさん」。地元の山岳ガイドさんで、これまでのブログつながりで、お願いすることが出来た。今日はよろしくお願いします。「がおろさん」の「blog版 がおろ亭vil.2」をご紹介します。



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スノーシュー
 がおろさんが、スノーシューと雪用のストックブレードを準備してくれていた。初めてのスノーシューは、履き方からレクチャーを受ける。靴の全長に合わせて踵の位置を調整。つま先のベルトを締めて、踵の樹脂製ラチェットバンドで固定する。はめてしまえば、その大きさには戸惑うけど、軽いから大丈夫そう。つま先のクランポン(爪)が雪面を捉えて、前に進む。弱点は、後ずさりが苦手なことで、転びやすい。
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登山口駐車 8:50
 準備が整って、いざ出発。いつものHさんも、スノーシューは初めて、どんな世界がまってるんだろうね〜、楽しみ。
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登山口 9:10
 がおろさんのお話では、藪がひどくて、夏山登山をする山ではないと知る。雪が積もって、歩けるようになるわけで、登山口も知っていなければ、分からない。がおろさんを先頭に、山に入ってゆく。
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 踏み跡のない「新雪」を歩む。がおろさんの踏み跡をたどるのだけど、「ズボッ」と踏み抜いてしまう。何でだろうと考えれば、体重の差。。。。50kg代のがおろさんと70kg代の小生とは、重さが違った。。。。なので、Hさんにも先行してもらって、小生は最後尾を歩く。二人が通過した後ですら、小生は膝くらいまで雪に埋もれてしまう(>_<)。
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 明確な登山路があるわけじゃないので、木々を避けながら尾根をたどって、上に登る。木の周辺は吹きだまりになってたりと、さらに深く踏み抜きやすい。ストックのブレードも広いので、雪を掴んで体重を支えてくれる。普通のストックでは雪に刺さるだけで使い物にならない。
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 落葉した木に、ボール状に雪が付着している。よく見ると、枝を出したわずかな部分に雪が積もるよう。白い大きな花をつけたように面白い。
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 斜度は増して、夏山の上りと変わりないくらいハード。ちょいとバランス崩すと、腰まで雪に埋もれてしまう。カラダを起こそうにも、両手も脇まで埋もれてしまうので、チカラが入らない。雪の中でうごめくこと数回、すっかりベタベタになっちゃう。
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 今回の山行は、自然林に残る巨木たちに出合うことができた。朽ちた古木の幹を割るように、ヒノキが3本伸びている。世代交代の姿を見るよう。
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 斑紋が美しい木は、「ツバキ」の成木。こんなきれいな木肌になるんだね。
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小休止 10:19
 歩き出して1時間、最初の休憩。上下にアンダーウエア、インナー、ミドルと着込んで、スキー用のジャケット上下は、寒さを感じることは無かった。ジャケットの脇や肘などの「ベンチレーション」は、ナイスで快適。手袋はバイクのレイン用がもっとも軽量で、カメラ操作もできるので都合よし。頭と耳回りは、ニット帽子で十分だった。
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3本木 11:20
中腹あたりで出合った「3本木」。小生が勝手に命名してみた。
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 ねじりねじりのミズナラの巨木に 厳つい木肌のブナが双子のように伸びていて、その間に、斑紋様のツバキが生えている。樹齢は分からないが、ずーっとこの3本は仲良く生きてきたんだろう。
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 3本木の先は、緩やかになって、展望が広がった。雲がなければ、白山やアルプスの雄姿が見えるとのこと、残念だけど、吹雪いていないから、良しとしなきゃ。
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Hさんが先頭になって、8合目あたりの尾根の大木にやってきた。
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ミズナラの巨木 11:40
 がおろさんの一押し、ミズナラの巨木に出合う。確かに、この日に出合った木の中では、最大。樹高は20mほどもあるだろうか。
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 ゴツゴツとした木肌が荒々しい。夏山で多くの登山者が来るようであれば、「名」がついていてもよさげな銘木。「火山のミズナラ」じゃあ、ひねりがないか(^^)。ふたりと比べて、幹が太いのが分かるだろう。
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 大木の太い枝が、長く伸びている。その枝を後から生えてきた木が支えている。こんなに長い枝は、支えが無ければ、とっくに枝折れしてるだろう。自然が作った面白い造形。
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 ミズナラを過ぎれば、おだやかな斜面を上がりきって頂上、もうすこし。
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 最後尾からふり返れば、3人のトレイルが残り、南につづくお山たちの姿。右手に飛騨山脈が見えるそうな。青空と真っ白な雪面、晴れていれば、別世界だろうな。
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火山山頂 12:16
 歩き出して3時間、おだやかな起伏の山頂に到着。名札が無かったら、どこがピークか分かんないね。
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 がおろさんが持参したスコップで即席のベンチを作ってくれた。60cmほど掘ってあるので、積雪はそれ以上だろう。スノーシューを外したら、ズボズボと足が取られてしまい、歩くこともままならない。スノーシューがないと雪中は行動できないことがよく分かった。がおろさんは、温かい飲み物が作れるような準備もしてくれていたようだけど、小生もHさんも「生理現象」が怖くて、辞退させてもらう。申し訳ない、折角準備頂いたのに。マイナス??度の山頂で、雪に囲まれてのおにぎりは美味しかったね、写真を撮ることも忘れて、2個あっという間に、食べちゃった(^^)。
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下山開始 12:44
 30分ほどの昼食タイムで、撤収となる。地図を確認しながら下山するがおろさんに離れないよう、ガシガシ降りる。そうそう、山頂から南東3km進めば、郡上と高山をつなぐ「せせらぎ街道」の西ウレ峠だ。
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雪だるま
 往路のひとつ北の尾根を下る。往路よりは斜面が緩く、歩きやすい。中身はなんだろう、面白い形の雪だるまが出来ていた。全周に雪がまくとは、よほど吹き付けたんだね。
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 ざっくり、上りは尾根をたどれば山頂に到着できる。下りは、そうはいかない。登山路であれば、踏み跡やルート案内板などがあるけど、目安のない雪山では、コンパスを用いて進む方向を見つける必要あり。がおろさんが、磁北線のはいった地図を用いて、コンパスの使い方を教えてくれる。自身のもつ高度計の数値と地図上の等高線を合わせ、自身の位置を正しく知ることが重要だと思ったね。
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 下りの尾根は歩く距離が長いけど、その分緩斜面が多い。新雪の上には、スキーヤーの踏み跡アリ、数日前に登った人がいたようだ。がおろさんのお気に入りは、こんな斜面をテレマークで滑ることなんだよね。
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 ふわふわの雪を蹴散らして歩くのも面白い。ちょっとスノーシューになれたので、かかとからザクザク歩くと、思いのほかスピードが出ることが分かった。面白い。
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 Hさんはベースのスノーブーツのサイズが合っていないようで、下りは苦戦。スノーシューの踵には、登りに使うヒールアップという装置があるけど、おろしたままで下山したのもマズかった。
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 まだ真新しい動物のトレイル。小さな四つ足が歩んだことが想像出来た。ネズミやイタチの類いだろうか。
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 もうすぐで下山という場面、沢を渡らなきゃいけないが、橋があるわけじゃない。がおろさんの歩んだ後をトレースして渡渉できた。ちょっと怖かったね。
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下山口 14:30
 登り3時間、下り2時間で下山口にもどってきました。がろおさんのおかげで、ルート探しの不安なし。なだらかな尾根が続く下山では、地図だけではミスコースしてしまいそう。
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 スノーシューがなければ、このような雪山歩きは無理だろう。なかなか優れた道具。安全なルートであったら、小生たちでも歩けるような気がしてしまうが、ミスコースの怖さ、雪に埋もれたりしたときのレスキューなどを思うと、ガイド無しでは危険に思った。
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撤収 14:40
 気さくで話しやすいがろおさん、いろいろ準備して頂いて感謝です。おかげで、雪山を楽しむことが出来ました。白山や穂高連峰など、ガイドしてほしい目標があるので、お願い出来たら安心だ。これからもよろしくお願いします。
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Geographica
 距離4.5km、標高差350mほどであれば、夏山だと2時間半ほどだろう。その倍の時間を要していたので、ざっくり、スノーシューの登山は、夏山の半分の歩行速度だった。
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美人の湯 しろとり かみほの湯 15:40
 がおろさんと現地解散、小生たちは白鳥IC近くの「かみほの湯」に直行。熱めのおっきなトロトロの内湯に体を沈めると、指先・足先がジンジンして、スキー上がりのあの感じ。氷点下の世界をエクササイズした後の、極楽浄土だった(^^)。


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Commented by radio2_kurochan at 2026-02-08 07:53
横浜も雪です 臨場感たっぷりに読ませて頂きました
Commented by akane8150 at 2026-02-08 15:41
radio2_kurochan さん こんにちは
東京、横浜に降雪することは、まれだから、対応が大変でしょうね。バイクでの周辺偵察、お気を付けください(^^)。
Commented by yamachan at 2026-02-08 22:17
雪は嫌い❄️
冬季オリンピックも興味なし😞
雪のため、今日のサッカー中止となったのが残念😭
今、家の前の道が真っ白になってるので、明朝が心配です⛄️
Commented by akane8150 at 2026-02-08 22:36
>やまちゃん こんばんは
そっちは、雪が積もる事って珍しいんだよね。東京も昨日、今日と大変らしい。
Commented by yukifukaa at 2026-02-09 07:09
楽しそうですね~。
藪だらけの山でも雪とスノーシューで登れるのは、いいですね~。
でも、体力をかなり使ったんじゃないでしょうか?
Commented by akane8150 at 2026-02-09 11:48
> yukifukaaさん おはようございます
夏山の半分のスピードです。その分、所要時間がかかるので、持久力が要ります。
Commented by pirokinpirokin at 2026-02-19 05:14
とても楽しそうですね( ´艸`)

お二人でユーミンの世界ですね♪

奥様のスリップを見て その昔、八甲田のオフピステで悪友が

クレバスに落ちて救助で死にかけたのを思い出しました(;^ω^)

・・・・・お疲れさまでした( ´艸`)
Commented by akane8150 at 2026-02-19 21:17
> pirokinpirokin さん こんばんは
仕事で対する雪山と 趣味で味わう雪山、当方はお気楽で申し訳ない。雪山の登山は、素人には険しいことがよく分かりました(^^ゞ。
by akane8150 | 2026-02-08 07:00 | 山行記 | Comments(8)

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