
ゴツゴツとした木肌が荒々しい。夏山で多くの登山者が来るようであれば、「名」がついていてもよさげな銘木。「火山のミズナラ」じゃあ、ひねりがないか(^^)。ふたりと比べて、幹が太いのが分かるだろう。

大木の太い枝が、長く伸びている。その枝を後から生えてきた木が支えている。こんなに長い枝は、支えが無ければ、とっくに枝折れしてるだろう。自然が作った面白い造形。

ミズナラを過ぎれば、おだやかな斜面を上がりきって頂上、もうすこし。

最後尾からふり返れば、3人のトレイルが残り、南につづくお山たちの姿。右手に飛騨山脈が見えるそうな。青空と真っ白な雪面、晴れていれば、別世界だろうな。

火山山頂 12:16
歩き出して3時間、おだやかな起伏の山頂に到着。名札が無かったら、どこがピークか分かんないね。
がおろさんが持参したスコップで即席のベンチを作ってくれた。60cmほど掘ってあるので、積雪はそれ以上だろう。スノーシューを外したら、ズボズボと足が取られてしまい、歩くこともままならない。スノーシューがないと雪中は行動できないことがよく分かった。がおろさんは、温かい飲み物が作れるような準備もしてくれていたようだけど、小生もHさんも「生理現象」が怖くて、辞退させてもらう。申し訳ない、折角準備頂いたのに。マイナス??度の山頂で、雪に囲まれてのおにぎりは美味しかったね、写真を撮ることも忘れて、2個あっという間に、食べちゃった(^^)。
下山開始 12:44
30分ほどの昼食タイムで、撤収となる。地図を確認しながら下山するがおろさんに離れないよう、ガシガシ降りる。そうそう、山頂から南東3km進めば、郡上と高山をつなぐ「せせらぎ街道」の西ウレ峠だ。
雪だるま
往路のひとつ北の尾根を下る。往路よりは斜面が緩く、歩きやすい。中身はなんだろう、面白い形の雪だるまが出来ていた。全周に雪がまくとは、よほど吹き付けたんだね。

ざっくり、上りは尾根をたどれば山頂に到着できる。下りは、そうはいかない。登山路であれば、踏み跡やルート案内板などがあるけど、目安のない雪山では、コンパスを用いて進む方向を見つける必要あり。がおろさんが、磁北線のはいった地図を用いて、コンパスの使い方を教えてくれる。自身のもつ高度計の数値と地図上の等高線を合わせ、自身の位置を正しく知ることが重要だと思ったね。

下りの尾根は歩く距離が長いけど、その分緩斜面が多い。新雪の上には、スキーヤーの踏み跡アリ、数日前に登った人がいたようだ。がおろさんのお気に入りは、こんな斜面をテレマークで滑ることなんだよね。

ふわふわの雪を蹴散らして歩くのも面白い。ちょっとスノーシューになれたので、かかとからザクザク歩くと、思いのほかスピードが出ることが分かった。面白い。

Hさんはベースのスノーブーツのサイズが合っていないようで、下りは苦戦。スノーシューの踵には、登りに使うヒールアップという装置があるけど、おろしたままで下山したのもマズかった。

まだ真新しい動物のトレイル。小さな四つ足が歩んだことが想像出来た。ネズミやイタチの類いだろうか。

もうすぐで下山という場面、沢を渡らなきゃいけないが、橋があるわけじゃない。がおろさんの歩んだ後をトレースして渡渉できた。ちょっと怖かったね。
下山口 14:30
登り3時間、下り2時間で下山口にもどってきました。がろおさんのおかげで、ルート探しの不安なし。なだらかな尾根が続く下山では、地図だけではミスコースしてしまいそう。

スノーシューがなければ、このような雪山歩きは無理だろう。なかなか優れた道具。安全なルートであったら、小生たちでも歩けるような気がしてしまうが、ミスコースの怖さ、雪に埋もれたりしたときのレスキューなどを思うと、ガイド無しでは危険に思った。
撤収 14:40
気さくで話しやすいがろおさん、いろいろ準備して頂いて感謝です。おかげで、雪山を楽しむことが出来ました。白山や穂高連峰など、ガイドしてほしい目標があるので、お願い出来たら安心だ。これからもよろしくお願いします。
Geographica
距離4.5km、標高差350mほどであれば、夏山だと2時間半ほどだろう。その倍の時間を要していたので、ざっくり、スノーシューの登山は、夏山の半分の歩行速度だった。
美人の湯 しろとり かみほの湯 15:40
がおろさんと現地解散、小生たちは白鳥IC近くの「かみほの湯」に直行。熱めのおっきなトロトロの内湯に体を沈めると、指先・足先がジンジンして、スキー上がりのあの感じ。氷点下の世界をエクササイズした後の、極楽浄土だった(^^)。