
ドイツ・8輪重装甲車Sdkfz232 1/35. タミヤ

プラモのストックの中では、ミリタリー物は少数派。その中で、装甲車、ジープなど3台組み立ててみた。まず1番手は、ドイツの6輪装甲車だ。ナンタッテ、カッコいいから好き。

下半分のシャーシーが一体成形で作られている。複雑な造形なのに、一発で成形するとは、高度な技術が必要だろう。さすがタミヤ、って感じるところ。50年以上もむかしに、このような技術を持っていたんだから。1974年の販売開始、当時1000円は決して安くなかったはず。 2008年に金属砲身、エッチングパーツが付いて、3400円で再販されている。

モナカの様に上下を合わせて車体本体ができる。側面のドアは、開放時が再現できるよう、裏側もモールドされている。

上下を貼り合わせて、ゴムバンドで固定。50年以上前のキットだけど、歪みも少なくピタリと合わさる。固まるまで、ひと晩ゴムバンドでグルグル巻き。当時のドイツ装甲車たちは、この菱形のようなシルエットが多い。被弾時のダメージが少なくなるだろうが、生産する際には手間がかかるだろう。

8輪装甲車だから、タイヤはスペアを入れて9個組み立てる。

タイヤと前面ホイールに車軸受けと内側のショルダー部分を組み付けて完成となる。内側のパーツが車軸受けを面で支えるので、確実に回転できて強度もたっぷり。これを設計した技師さんにザブトン1枚!!。

指令車となれるよう無線機を積んでいるので、大きな枠形状のアンテナをかついでいる。その支柱を砲塔に取り付けるけど、位置決めが難しい。接着剤が強度を出して固まりはじめたら、支柱受けをひな形に、支柱の位置を決める。

藤棚のような大きなアンテナ。車体後方では、2本の支柱で支えるのだけど、その位置決めも難しい。アンテナは最後の最後に接着させるので、仮固定的に支柱に乗っけて、正しい位置に支柱を接着固定させる。


両サイドの枠は、車幅灯とウインカーを保護する役割。ウインカーは、ボンネットバスに付いていたような、収納された短冊状のランプが出てくるタイプ。

バケツも付属していたので、取っ手を針金で自作してバケツ完成。

組み立ててよい部品はドンドン接着して、ほぼすべての部品や車体を、エアブラシでつや消し黒をのせる。

東部戦線仕様
次いで、基本色のジャーマングレーを黒の上にのせてゆく。べったりと吹き付けてしまっては、折角下地を入れた意味が無くなる。奥まったところ、光の当たるところ、考えながら濃淡の変化をエアブラシで付ける。

裏側はとくに、下地の色を残して黒を基調とする。このキットが名作と言われているが、複雑な8輪装甲車の構造をシンプルにかつ詳細に再現してるのもその理由だろう。後方のV8水冷ガソリンエンジン(7900cc!!)150HPは、変速機からシャフトを介して4つのディファレンシャルギアに動力を分配。4軸は独立懸架の足回りで、それぞれステアリングして時速100kmが出せたというから、すばらしい性能だった。なんたって、今から80年前なんだよ、すごい。

無線機のルーフアンテナも特徴的。支柱の位置決めのために、仮組立。重しで支柱をボディに密着させる。

ジャーマングレーの塗装は終了。劣化した付属デカールをコーティングして再生活用。各ハッチの蝶番の表現などディフォルムされているが、それはどの模型でも見られる設計テクニック。

苦手な汚し塗装は、エナメルの墨入れ用のブラックとブラウンを筆塗りしてアクセントをつける。今回は最小限度の墨入れだけで済まして、泥などの付着やサビの表現などはおこなわなかった。

わずかな墨入れでも、表面に表情ができてメリハリがつく。よりリアリティを求めて。荷重がかかってサイドが膨らんだタイヤの表現などをするモデラーもいよう。

タイヤを組んで足回りは完成。わずかなパーツでここまでリアルに再現できるのが素晴らしい。ミリタリーシリーズの中でも「秀作」と言われるだけあるなあ。

不得手なフィギュアに手をつける。ハッチから乗り出して、左上空を警戒してる風。砲塔内に床面を作って、それに合わせて胴体まっぷたつ。肌の色を塗るのも苦手、眼を書き入れるのも苦手〜〜。

ドイツ戦車兵の軍服は、ブラック基調でピリリと締まって、かっこいい。いろんな軍服があるけど、1番カッコいいんじゃない。キットはフランス戦線はじめの頃の「ベレー帽」スタイル。車両は前方に被弾除けを追加した「後期型」だから、年代考証間違ってます(^^)。

砲塔回りが完成したら、最後に鳥かごのようなアンテナを取り付ける。実車同様にアンテナを支えている砲塔は回頭させることができる。

雑嚢やシートなど携帯品をそれっぽく塗装して、車体に取り付ける。プラ板を使って、バックのベルトを再現するような指示も有ったが、面倒で省略(^^)。

完成
ミリタリープラモを3つ並行に作ったので、製作時間はわかんない。組み立ての時間よりは、塗装の手順にかける時間が大。


たかだか装甲車に、足回りをはじめとした工夫がてんこ盛り、まさにドイツ軍の兵器って感じだね。8輪装甲車の重厚さと力強さ、そしてかっこよさ、そりゃ人気のキットだわ。

正面から
正面から見ると、ヘッドライトや形状がひょうきんだね。前後四方にポールがあるけど、ドライバーの車体の見切りに用いられる。前後に操縦席があって、どちら向きも3段変速で走行できるのが面白い。

被弾効果のためとはいえ、複雑な車体構成、凝った足回り。戦闘車両はこうあるべき、みたいな迫力に満ちた装甲車。WW2で登場したアメリカやイギリスの装甲車に比べると、圧倒的にスマートでいかしてるね。
プラモ製作記 45 2/3 イギリス S.A.Sジープ 1/35 タミヤ に続く
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