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山行記 31 京都 大文字山 大文字火床


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京都 大文字火床

前回の山行はこちら

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 名古屋高速 6:00
 春本番の日曜日。スノーシューをはいての山行に次いで、桜鑑賞と合わせて、里山の登山に出かけた。同行のHさんのピックアップを朝6時と約束したのに、、、目覚ましかけ忘れ、遅刻決定。可及的にダッシュでクルマを走らせる。こんな時のGTさんは、頼もしい。
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近江八幡 7:21 
 名神高速を西に向かい、彦根を過ぎた当たりで、左手に気球が浮かんでるのを発見。視力検査で試されるスコープの「絵」みたいで面白い。
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山科駅 地下鉄東西線 7:58
 登るお山は、京都は「大文字山」。合わせて、桜が期待できる哲学の道をつないで、ぐるっと京都東山を周回する計画。市内の駐車場は少ないし、日曜終日は駐車料金もバカにならない。駐車場仲介サイト「アキッパ」で、格安の駐車場を山科で見つけて予約しておいた。京都東インター降りたすぐの、山科駅前の民家にGTを駐める。地下鉄東西線で、山科から2駅先の蹴上が今日の出発点。
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 大文字山の登山ルートは、「京都一周トレイル」と重なっているよう、案内もしっかりしてる。

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蹴上 8:21
 遅刻したにもかかわらず、当初の計画通りの時間で蹴上を出発。ヤマップで登山計画をアクティブにして、歩行ログアプリをスタートさせる。いい天気でよかったね。
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京都 大文字山(まいまい京都さんより)
 京都市内でも、場所を選ばないと大文字が隠れてしまう。この写真の、右手から登り、「大」の奥にある大文字山のピークをめざす。
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大文字山
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日向大神宮石鳥居 8:22
 蹴上の坂をビューンと走るクルマたちを背にして、登山口の石鳥居に立つ。さて、頑張っていきましょう。
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 ほどなく、水路にかかる橋に上がれば。。。
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琵琶湖疎水船溜まり
 左手は、蹴上インクラインの桜並木。琵琶湖から引かれた疎水の水路は、この右手の取水口から京都の町を潤している。ぐるっと回って、夕方にはまたここへもどってこよう。
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びわ湖疎水船 蹴上 乗上下船場  8:26
 右手は疎水船の発着場。疎水を船で巡る観光船は、大人気で予約でいっぱいと聞く。暗くてながーいトンネルをくぐったりするようだから、狭い場所の苦手な小生には、ちょっとキツいかな(^^ゞ。 
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 疎水を乗り越えた先は、いよいよお山登りが始まった。東に歩むので、陽射しがまぶしい。
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 左手に、神社の参道を見つける。寄ってみましょう。
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日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)   8:33
 手前が外宮、奥が内宮。祭神もアマテラスなど伊勢神宮と同様であり、京の伊勢と呼ばれている。創建は古墳時代の23代顕宗天皇とされるから、相当な格式を備えていたよう。現在は、村社として地元の崇敬を集めている。
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 境内を抜けると、集落の気配が消えて、登山路の態にかわる。
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 時間を経て、人の歩みが、形になっている。順に足を進めば、ちょうど凹んだ足形に合致する。面白い。
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 大文字山への登りは、「京都一周トレイル」のコースと重なって、案内が充実。分岐の多いコースだけど、初めてでも迷うことはなかった。京都市が設定し、整備したルートで、ぐるっと京都の北半分を巡る84km。これはこれで、完走に挑戦してみたいな。
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京都一周トレイル
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山科方面を望む 9:15
 登り出して40分ほどが経過、木々の隙間から、初めて遠望に出会う。クルマを預けてきた山科方面だ、
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 中途には、神明山のピークがあるはずも、気づかずに通過。もうずいぶん来たね。ちょいと丸太に座って小休止、マップを確認したら、まだ半分にも届いていないことにがっくり。気を取り直して、尾根道を山頂に向かう。
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 8合目あたりまで来たんじゃなかろうか。簡易林道に出合い、進む先をプチ悩む。
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アセビ
 白いスズランのようなかわいい花をつけるアセビ。Hさんに教えてもらって、名を知る。帰って調べれば、有毒植物だそうで、「馬酔木」と書かれるのも、その理由。鹿など草食動物が荒らす山では、アセビがたくさん自生してるらしい。なるほどねえ。
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分岐
 京都一周トレイルの標識をたどってやってきたが、ここで、ルートから外れて大文字山の三角点にすすむ。この標識、目立つし、見やすい地図ですばらしい。
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大文字山 山頂 10:05
 蹴上の液から1時間40分、おだやかな春のお山をゆったりと楽しんで登頂。もう少しで頂上ってな場面で、徐々に頂上とその先の大展望が見えてくる刹那は、登山の醍醐味だねえ。がんばった充実感と、そのご褒美を授かる。手前が山頂の三角点、山科と洛東が面前に広がる。
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 将軍塚から清水寺、先は伏見稲荷へのお山が正面に。右手には京都タワーが識別できる。雲ひとつ無い、春がすみ、よい日に来ることが出来たね、感謝だ。毎度のおにぎりをパリパリと頬張る。下山したら昼食なので、いつもの2個じゃないくて、ひとつでガマン。
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下山開始 10:32
 丸太のベンチでHさんとおしゃべりタイム、30分ゆったりして、先に進む。この先が、今日の登山のハイライト。
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大文字 火床(ひどこ) 10:43
 500mほど下ってくると、「パーン」ってな感じで、京都の町を見下ろす「大文字火床」にやってきた。後ろに続く他の登山者たちも、思い思いの歓声をあげている。スゴイ景色だ。地面の岩が組まれた場所は「かがり火」を燃やす「火床」。
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大文字
 山頂から降りてくると、「大」の字の2画目の位置に、登山路がつながっている。1画目の長さが80m、2画目は160m、3画目は120mと、現場に来ると、その大きさを実感する。1画目の筆をおろす場所が、下山路の続きだ。
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 たくさんの観光客が訪れて大賑わい。小生も京都を背景に写真に収まる。左後方の広い森は御所、さらにその向こうは嵐山。花粉?春がすみの京都。
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 大の字の中心は、広くなって、登ってきた皆さんがくつろいでいる。銀閣寺近くの「八神社登山口」から登ってくる人たちが大半で、出で立ちも「お散歩」の範囲。右手奥の先は、大原に至るさば街道。
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 大の字の3画目、下にはねる部分を見下ろす。「火床」がずーっと連なっていて、遠くから見上げれば、連続した「火の帯」に見えるんだね。
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火床(ひどこ)
 2本の石の上に松割木を組み合わせ、1.3mほどの高さに積み上げ、松の葉を仕込んで完成。松の木は樹脂が多く、火の保ちがよいようだ。大の字を描くのに、75基の火床が設けられているとのこと。8月16日の20時から、保存会の地元住民により、送り火が始まる。さぞかし、多くの人たちの尽力でかがり火を起こしてるんだろう。送り火は、お盆で向かえた精霊たちを浄土へ送る伝統行事。
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金尾(かなわ)
 「大」の中心は、「金尾」と呼ばれ、4基の火床が集合しており、もっとも強力に火がたかれる。これらの燃えかすは、家に持ち合えれば、魔除けや病気平癒になるとされる。
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撤収 11:02
 大文字の字の上をあっちいったり、こっちいったりと「堪能」して、撤収です。次々と下から老いも若きも人が登ってくる。天気がいいからなあ。
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ながーい石段
 下りの景色は、登山路というより、社寺の参道のよう。おそろしく長い石段(145段)は手すりも無く、踊り場も少ないので、すれ違うのも大変。年に数名は、コロコロと石段を転げ落ちる気の毒な人もいるんじゃないの?
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 併走して、ケーブルリフトが設置されている。かがり火となる松割木を上げるのに使われてるんじゃないかな。
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 石段が終われば、雑木林の歩きやすい小径に変わる。
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仙人塚 11:10
 戦時中、このあたりを旧日本軍が掘ったところ、人骨がたくさん出てきたために、塚を残したのが、千人塚。この背後にあった「中尾城」で戦国時代に戦があったよう。
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 谷に降りる階段が狭くてすれ違いが大変。粘土質なので、雨の後などでスッテンコロリンしちゃいそう。この日はHさんともども、登山靴を避けてトレッキングシューズにしたので、いつもより滑りやすかった。
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大文字川 11:22
降り着いた谷は、大文字川でここから先は、平坦な林道歩き。ゴールは近いよ。
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 お昼近くになって、気温もグンと上がり、半袖にしたいくらいの陽気。
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大文字送り火の根基
 市街地に降りてきたら、大文字送り火の謂れが書かれた看板発見。それによると、足利義政が、家臣芳賀に白い布を用いて、大の字を描かせたのが始まりとある。大の字は、相国寺に正対して描かれ、旧家臣団とその縁者が送り火を管理しているとあった。
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八神社登山口 11:40
 ヤマップでは、ふもとの八神社前を登山口としてる。8時20分あたりから蹴上をスタート、山頂の休憩時間も含めて、3時間20分でゴールイン。ヤマップの標準データーでは、コース定数12のお手軽登山だ。大文字の火床に足を運ぶなら、この八神社からの往復が最も容易で、運動靴があれば大丈夫。1時間ほどみておけば、行って帰ってくることはできるだろう。
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オオシマザクラ
 八神社近くの民家に咲く大ぶりな桜が見事だ。オオシマザクラ、名前をおぼえておこう。さて、すぐ近くの銀閣寺から南に、哲学の道をたどり、南禅寺でゴールインの「散策」のスタートだよ。ガンバリましょ。
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Geographica 

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散策 9 京都 哲学の道 銀閣寺 に続く





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Commented by yukifukaa at 2026-04-07 06:58
懐かしい。
高校生の時に友達と登りました。
どんな目的で登ったのか思いだせませんが、夏休みの自由研究の課題の一つのためだったような…

気球を見て視力検査を連想するのは「確かに!」とうなづきました(笑)
Commented by akane8150 at 2026-04-07 15:19
yukifukaa さん こんちは
火床にあがってくる年齢層が広く、地元の人たちに親しまれている場所ですね。京都の素敵な面をまたひとつ知りました。
Commented by yamachan at 2026-04-08 00:02
この土曜日は京都にいる娘と孫と嵐山に食事に行きました。同じくアキッパで駐車場予約しました👌
あいにくの雨で桜は残念でした😭
翌日曜日はいい天気でしたね☀
私はサッカーの試合でしたが、娘夫婦は近所の陸上自衛隊の駐屯地が桜祭りで一般開放されているのに行って、孫と74式戦車と桜🌸の写真撮って送ってくれました🙆
Commented by Rip at 2026-04-08 07:13
学生時代最後の夏に哲学の道を通りながら、大文字の送り火を眺めていました。
ちょうどその日は箕島-星陵の伝説の延長戦が行われた日で、8時近くまで高校野球が行われているのに驚きました。
楽しい学生時代の一コマです。
Commented by akane8150 at 2026-04-08 08:57
>やまちゃん おはよう
大文字山の次案では、嵐山や愛宕山のプランも考えてました 愛宕山はコース定数が高そうで ためらいました(^^) お孫さんの姿 いつか見せてください
Commented by akane8150 at 2026-04-08 09:01
>Rip さん おはようございます
京都は大学が多いから、若者が多い気がします。さぞかし、たくさんの思い出をお持ちなんでしょうね。
by akane8150 | 2026-04-06 21:00 | 山行記 | Comments(6)

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