小生の備忘録

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MT-01 OS 14 鯖街道



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小生の生業とする業界には、学会認定の資格が幾つか設けられている。専門医、指導医といった肩書きがもらえるのだが、5年ごとの資格更新が必要だ。その要件の一つにはちゃんと学会集会に参加するってことがあって、5年間の間には数回の学会参加が必要となる。更新に向けてそろそろ行かなきゃと思いつつ、全国学会に参加するのはなかなか億劫だ。でも、バイクツーリングを兼ねればいいかもと、大阪中之島にあるホテルで開催されていた学会に出かけてきた。

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大阪 中之島

名古屋からここまでは180km、朝7時半に着こうと2時間前には家を出たけど、名阪自動車道のリフレッシュ工事に巻き込まれ、延々とすり抜けをする羽目に・・・。さらに阪神高速の朝のラッシュにも揉まれ、30分遅れで中之島にたどり着いた。革つなぎとブーツのままホテルロビーで参加届け出をさっさと済ませ、いよいよ楽しいツーリングの始まり!


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国道477号 通行止め

名古屋からの日帰りツーリングを考えたとき、なかなか京都の西方まで足を伸ばすことはないだろう。舞鶴や小浜、京都の鞍馬や大原あたりは踏破済みだが、「堀越峠」を含め南北に縦断するコースは未開の地だった。なので、今回のツーリングはこの縦断する「国道162号」を中心にプランを立てた。いわゆる鯖街道と呼ばれる周山街道である。中途にある「堀越峠」は周辺の山岳地帯を抜ける峠で、地図を見ているだけでも楽しみだった。

さっさと大阪市内を脱出し京都縦貫自動車道の千代川ICで降り、取り付きの国道477号に入った。でもなんと・・早速迂回路に誘導され、さらに程なく通行止めの表示が・・・ ここで県道に迂回路を走ることとなった。

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丹波マンガン記念館

道の駅ウッディ京北で休憩した後、国道162号を北上すると「丹波マンガン記念館」の看板が目について立ち寄る事に。狭くて恐ろしげな坑道を体験できるのだが、訪問者は小生ひとり・・そもそも怖いところは苦手なのだが、追いうちをかけるように所々に配置された「マネキン人形」にどん引きした。恥ずかしい話、入り口から20秒くらいで退散した。上記の写真を撮るだけで精一杯。かなりエグイ場所だった。

のんびりペースで走っていたら、突如ミラーにバイクが映って道を譲る。ふっといリアタイヤのディアベルだった。地元ナンバーで軽装備、走りに来てる風。思わずついて行こうかとむらっ気も起きたが、こちらは他県ナンバーのお客さんと自問させてアドレナリンを拮抗させた。ディアベルいい音してたなあ。


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京都 美山町 ヤマツツジ

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名田庄 三重 芝桜 しだれ桜

京都美山周辺では、茅葺き(トタン)屋根の民家が目に付いた。とても背の高い屋根でアニメ日本昔話に出てきそうな家屋が多く見られ、周囲は木塀でしっかりと囲まれている。岐阜や飛騨の民家とは違った趣だった。ヤマツツジや芝桜、まだがんばっているしだれ桜などなど、綺麗な景色が美しい。

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地図を眺めていたときの想像よりも、国道162号は高規格なルートだった。なので、堀越峠も意識していないと通り過ぎてしまうくらい拍子抜けだった。ネットでは野趣たっぷりな旧道の紹介もあり、いつかセローでのんびり走ってみたい。この道は周山街道と言われ、京都と日本海の幸をつなぐ重要なルートだったのだ。


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若狭 熊川宿

快適な国道162号を北進して、若狭小浜に入った。さて、三方五湖などの海沿いも捨てがたいが、奥琵琶湖の桜も気になり国道27号に進んだ。熊川宿は道の駅も隣接した丹後街道の宿場町で、昨今の開発で整備が進んでいる。飛騨の馬篭、妻籠に比べると規模、風情とも今ひとつだが、人が立ち寄る場所を整備することは、地方には大切なことだと思う。


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奥びわ湖パークウエイ

もうここまでこれば、いつもの勝手知ったるルート。近江今津の湖沿いを走って、海津大崎や奥びわ湖パークウエイで最後の桜を眺めてきた。もう葉桜と言っても良いくらい季節はすすんでいる。そうそう、近江今津にあるカフェのMT-01はどうなったんだろう。バンディットのロケットカウルを綺麗に取り付けてあったはずだが、ヤフオクで出品されていた。もうMT-01から降りちゃったんだろうか?? 

学会参加にかこつけて今回も日帰りロングツーリング。ほぼ12時間かけた走行距離は約600km。おしりが痛いとか、腕が疲れるとか不都合が現れずに走り通せるのは、MT-01と相性がいいおかげだろう。このバイクの美味しいところは、低速から高速までエンジンが楽しいことだ。クルマに後続して、たらたら走ってもエンジンの鼓動を感じることができる。ちょっとした加減速でも楽しいわけだ。そして鼓動はスピードとともに変化して、太いビートを奏でて大排気量のトルクを味わうことができる。飽きることのない心臓をもったバイクってなかなか巡り会わないと思う。



by akane8150 | 2016-04-16 23:11 | Motorcycles | Comments(0)

過去の愛車 8 キャデラック CTS 3.2 五島列島



かみさん用のセダンを探していて、行き着いた先がキャデラックCTS。メルセデスやBMWは街にあふれているのでパスし、マトリックス・リローデッドぼこぼこにされたCTSが気に入った。サイズはEクラスとCクラスの中間で、アメ車にしては足回りなどの走行性能に力が注がれていた。


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2004 キャデラック CTS 3.2
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フロントの顔つきも個性的でテールレンズも縦長のキャデラックらしいデザイン。ハイデッキのトランクや角張ったパネルの処理などそれなりにインパクトのあるスタイリングだった。V6エンジンは220HPを発揮して、5ATを介して元気な排気音とともになかなかスポーティだった。日本向けには右ハンドルが用意されウインカーレバーも右側に移植しGMもやる気満々であったようだ。



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対馬や壱岐には行ったことがあったが、長崎の五島列島は未踏の地であった。休暇を利用して当初はバイクで行くはずだったが、天候が心配だったんでCTSを連れ出して最終目的地の五島を目指して出発した。

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雲仙温泉

雲仙は大好きなところ、特に立ち寄り湯の「雲仙小地獄温泉館」は豊富な湯量と硫黄の香りが最高で、自分の中では国内ベスト3だ。いつ訪れてもその感想は変わらない。こんなお風呂に毎日入れたらどんなに幸せだろう!

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長崎 南串山 京泊港

雲仙の南、のどかな段々畑がひろがる先に南串山町がある。港で海をみていたら、軽のパトカーでやってきた駐在のおまわりさんに職務質問をされてしまった。。。他県ナンバーのクルマだったから? なんでかわからない??

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長崎市 稲佐山
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長崎 浜町 𠮷宗本店

稲佐山からは長崎の港や町並みが手に取るように俯瞰できた。夜景はもっとすごいことになるんだろうな。長崎のグルメはチャンポンや皿うどんとなろうが、自分は「茶碗蒸し」。長崎市内の「吉宋本店」は歴史あるお店で、たっぷりの茶碗蒸しと三色ご飯がとっても旨い。興じてお店の器までゲットして自宅で使っている。

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五島市 玉之浦

旅の最終目的地。地図を眺めるのが好きで、ずっと前からここを訪れてみたいと思っていた。五島の中でも最も西に面して、この先は東シナ海。海はかぎりなく澄んでいて真っ青、町並みは静かにたたずんで人の気配も感じないほど静かなところだった。積んできた竿をだして堤防釣りもたのしんだ。離島を旅するのは大好きでこれまでも壱岐対馬、瀬戸内の島々、新潟の粟島、伊豆諸島など訪ねたが、どこも期待通りの景色と土地の人たちに接することができた。五島の福江島は同じ長崎県の対馬にくらべるとずっと拓けている印象だった。

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温泉津温泉 長命館

五島から長崎に戻り、関門海峡や秋芳洞、石見銀山を巡って島根の温泉津温泉で宿泊した。超レトロな町並みは期待通りで、選んだ長命館も築100年の3階木造造りで風情あるお宿だった。元湯はこれまた感涙もので、豊富なお湯とスーパー熱い湯船が印象に残った。熱い湯は好きなのだが、へっちゃらで長湯のできる地元のじいさんたちには敵わなかった。

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鳥取砂丘

出雲の日御崎神社を巡った後に、裏山から出雲大社を訪れた。出雲族が国を造ったあと、天孫族はその国を譲り受けてたという故事は、最古の日本がこの地にあったという証だ。古事記や日本書紀の解釈本を読むのは好きで出雲大社や賀茂神社、三輪大社などの謂われは興味が尽きない。

この旅の行程はフェリー泊を含め、7泊8日で自走距離2000km。日頃、通勤に酷使されるCTSにとっては、気分のよい旅だったろう。



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手放したときの走行距離は7万キロ。5万キロ越えたあたりから、いろいろとトラブルが起きてきた。セキュリティが壊れてコンピューターの交換、オイル漏れに水漏れはお決まりのコースだった。積んでいたV6エンジンはGM製ではないオペル製で、それらが弱点だとヤナセから説明があった。手放すきっかけとなったのは、足回りのブッシュ類やストラットが痛んで異音がではじめたこと。まだまだ乗ってやりたかったが、ドナドナされていった。次世代のCTSは内装も高級感がアップし、エンジンも自社製の物に変わったようだ。初代CTSは今もたまにみかけるが、そのシルエットに振り返ってしまう。



by akane8150 | 2016-04-07 23:18 | Cars | Comments(0)
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