小生の備忘録

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MT-01 OS 16 大台ケ原ドライブウェイ・旧行者還林道




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梅雨の晴れ間と休みが重なれば、行くっきゃないとGoproを携えて走りに出かけた。熊野古道を調べていたときに、最も険しい修業道として「大峯奥駈道」のことを知った。もちろん山歩きは素人なので、大峰山脈の縦走なんて夢の又夢。ならば、災害や冬期間閉鎖などで走ったことのない「行者還林道」を走ってみようと尾鷲に向かった。


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国道42号 山ノ川峠

尾鷲までは名古屋から自動車道で一本で行ける。170kmの距離だから、約2時間でちょうど、MT-01 のガソリンも気になる頃、尾鷲にあるいつものスタンドで給油する。尾鷲の駅前に「鬼瓦」という和食のお店があるが、食事時であればぜひ立ち寄りたいお店。マンボウや鯨、クエなどのご当地食材はもちろん、お昼の魚煮付け定食なんてのが一番だったりする。

尾鷲からは、新しく自動車道が大泊まで伸びてはいるが、バイクで走るなら旧道の42号山ノ川峠が面白い。高規格な道で交通量が少ないので、快適に飛ばせるルート。途中の道の駅でトイレ休憩も丁度いいあんばいだ。


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きなりの湯

309号に出会ったらこれを北上。さらに交通量の少ない快適なくねくね路が始まる。熊野大社へ行くときには途中の国道169号を左折して向かうのだが、今回は309をさらに北上して下北山村に入り込む。それなりに山奥に入ったところだけど、この「きなりの湯」は賑わっている印象だ。アルカリのぬるぬるした良い温泉のようで、口コミもいいらしい。しかし残念ながら自分は一度も入浴体験なし。。。バイクの格好ではなかなか立ち寄り湯に入ろうなんて気が進まない。いつか、クルマで来たときには入ってみたい温泉。


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池原貯水池

程なくダムに到着。満水のためか、島のように森が残っていて面白い。ここはかなり大きなダム湖なのだが、なぜか貯水池って地図には書いてある。梅雨時にもかかわらず、澄んだ湖面がホントにきれい。


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道の駅 吉野路上北山

人の気配のしない地域を抜けてやっと現れるのが道の駅。これから先はまた民家が途切れるので、トイレ休憩とガソリン補給が気になるポイントだ。天気も良くなってきたので、多くのバイク仲間が走ってゆく。


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大台ケ原ドライブウェイ

ここは国道169号から大台ヶ原へ入る分岐部。3kmほど続く北斜面の間は路も狭く日陰が多く走りづらいが、トンネルを越えて南斜面出た後は、適度なRを持ちながら残り15kmほどの快走路となる。冬期間閉鎖はやむ終えないにしても、とても整備された路面で楽しいくねくね路。ただし、途中には展望台とか休憩場所に乏しく、一気に突きあたりの駐車場まで走ることになる。

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南斜面に入ると展望が開けて、山の峰をつないで走ってる感があってとても爽快!! 高度も1000mを越えて通り抜ける風も涼しい。センターラインこそ引かれてないけど、幅員は十分にあってすれ違う対向車ともマージンがある。

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大峰山脈

南西方面を望むと八経ヶ岳をなどの山々が見渡せる。この先向かおうとしている行者還岳もこの山脈の一つだ。それにしても、山肌は鋭利で深い。脇道もほとんど無く、深山の中を走ってゆく。


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大台ヶ原駐車場

大台ケ原ドライブウェイの終点が駐車場でハイカーや観光バスであふれていた。曇り空と雨に覆われる梅雨の合間、青空が気持ちいい。この路はもともと有料道路であったはず。現在は県道の扱いであるが、気候の厳しいところにも関わらず、路面の整備は良くされている。稜線をつないでそれなりのペースで走れる楽しいロードだ。


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旧行者還林道(国道309号)

今日のハイライト、行者還林道の入り口に到着。地図を眺めてみても、険しい山岳路ってのが伝わってくるし、冬季閉鎖や災害でこれまで通過したことがなかった。平日は通行止めにもなるようだが、幸い休日の今日は通行可能と看板が出ていた。



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行者還トンネル

行者還岳の南を貫くトンネルだ。行者還とは、読んで字のごとく、屈強な修業の行者ですら険しくて引き還したという意味から付けられたそうだ。路面自体はちゃんと維持されていて、地図の上から想像したよりは、そこそこ車幅もあって酷道としては整備された峠道だった。しかし周囲の山々は近くまで迫っており、谷は狭く深く山深いところにいるってことが実感できる。南アルプスや中央アルプスの山々とはまた違った風情を感じるところだ。山のスケールではアルプスのほうが大きいが、山の深さを感じる点では紀伊半島の山々のほうが際立っていると思う。

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大峰奥駈道

トンネルの西口には大峰奥駈道への登山路が示されていた。登山者のクルマで駐車場はいっぱいだった。吉野から熊野大社まで山の峰をぬうように大峰奥駈道は作られている。いくつかある熊野古道の中でも最も困難なルートであった。自分もリタイアして時間が持てるようになったら、この大峰奥駈道は走破してみたいものだ。

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みたらい渓谷

南北朝時代からの言い伝えが残る景勝地。真っ青な淵と大小の滝、奇岩などなど遊歩道が整備されていた。夏の暑い時期のドライブ先にはいいところだ。近隣には温泉もあるらしい。

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道の駅 吉野路黒滝

このあたりは初めての土地。道の駅に立ち寄って観光案内の勉強をした。天気に誘われて同類のバイクがぞろぞろいた。それにしても道の駅って、どこも同じような作りをしてるな〜。まあその分、安心して利用できるってのもあるけど。その土地の特色を生かした建物や展示ができればいい。

ここで休憩した後は、黒滝村を抜けて吉野の上に出ようと思っていたのだが、県道257号線を見落として結局、下市口まで降りてしまった。


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吉野七曲り

下市口からは吉野川の南側の抜け道を東へ。この時点で午後1時過ぎであったので、おまけに吉野に登ってゆこうと決定。吉野神宮の駅前から七曲りを登っていった。

と、そこまでは覚えてるのだが、次に思い出せるのは、バイクが路肩から外れて一瞬で右に転倒するシーンだった。まったく受け身も出来ずに右肩から地面にたたきつけられた。路上に倒れたまま、右脚が下敷きのままでうごけず。。。通りがかりのクルマも止まってくれて、数人にバイクを起こしてもらった。

不幸中の幸いで、バイクは再始動が出来て痛みをこらえながらも、名古屋までの150kmを自走して帰ることができた。ブレーキレバーと右のミラーに少し傷が付いた程度で、上下2個所のスライダーがすべてのダメージを受け止めてくれていた。


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事故直前と帰宅するまでの数時間、記憶が飛び飛びになっている。吉野神宮駅の公衆電話で家族に転けたことを伝えたようだが、意味不明の事も口走っていたようで家族はどん引きしたようだ。Bluetoothイヤホンで電話の受信はできたので、心配する家族から30分ごとに電話が入りながら名古屋に帰った。勤め先でCTをみてみたら、右肋骨が2本ほど折れていて、肩鎖関節がちょいと欠けていた。つなぎに鎖骨専用のプロテクションをオプションで付けていたが、骨折を免れたのはこいつのおかげかも。20年前からの使い古したつなぎでは一度も転けたことがないのに、新調したばかりでさっそく転けてしまうなんて、なんてことだ。

スライダーはげっそり削れたが、それ以上に心はポッキリ。転倒の原因が思い出せないのも辛く、居眠りなのか、よそ見なのか。こけた場所もわからなくって、グーグルマップでこのあたりかって目星を付けたのが上の写真。この先のカーブをまがれば、そこはもう目標としていた吉野神社であった。

肋骨の痛みが取れるには、2~3週はかかるだろう。家族にも心配かけさせたし、今しばらくは大人しくしなきゃ。



by akane8150 | 2016-06-30 16:17 | Motorcycles | Comments(11)

XT250 セロー 3 険道峠めぐり(高倉峠 冠山峠 巣原峠 温見峠)



滋賀を中心に林道、旧道、峠の記事をいっぱいアップしている「セロー寄り道日記」http://serow353.naturum.ne.jp/ は大好きなブログでツーリングの参考にさせてもらってる。最近の書き込みに、通行止めであった高倉峠が久しぶりに通行可能になったとの記事を発見。徳山村がまだあった頃、RZで体験した未舗装の高倉峠のその辺境っぷりにひどく感銘した覚えがある。またいつ通行止めになってもおかしくない山奥なので、今一度辺境を訪れてみた。

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高倉峠だけでは物足りないので、気になっていた巣原峠にも挑戦した。巣原峠の取りかかり場所は情報を得ていたので、この峠を通り抜けれれば、岐阜、福井の辺境3大峠をひと筆書きで走ることができる!!


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おばちゃんの家 今庄

敦賀経由でそばの有名な今庄に10時過ぎに到着。早くから開いている「おばちゃんの店」でシンプルでお勧めのおろしそばの大盛で腹ごしらえ。普通においしくって、朝10時から食べさせてもらえるのがいい。今庄では他にも「蕎麦 ふる里」などが有名だが、こちらのほうが太めの蕎麦だ。いずれも一人前の量は少ないので、大盛りにするか、もう一杯頂くか。


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南越前町瀬戸

盲腸国道の476号に入って、いよいよお山に分け入ってゆく。池田町に通じる国道なのだが、山を越えることなく途切れている。その途中の瀬戸という村落から右に国道を外れ、高倉峠への道が始まる。

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伊藤氏庭園

何もない山間にぽつりと地図にも記載されていて、妙に気になる名跡。伊藤氏は代々庄屋を務めてきた旧家で、江戸時代の庭園形式を今に残した庭がのこっている。実際に生活しているお宅のため、通常は見ることができないが、年に数回の一般公開日には見学も可能とのこと。

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芋ヶ平

浄土真宗の僧、蓮如が匿われたとの言い伝えが残る芋ヶ平は峠への足がかりとなる部落跡。この地を切り開いたのは、滋賀永源寺の君ヶ畑から移り住んできた木地師たちであったと銘文に記載されている。君ヶ畑はバイクで何度か訪れている滋賀辺境の村落だ。そこは日本における木地師発祥の地とされており、はるばるこの越前にもその子孫が来ていたわけだ。


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林道塚線(高倉峠今庄側起点)

長い間この看板には通行止めの表示がなされていたはず。今日の「通行注意」は感動モノの嬉しい表示だ。いつまたここに通行止めの表示が出されてもおかしくない山奥だ。


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高倉峠より今庄を望む

それなりの勾配をもって、どんどんと高度を上げてゆく。北側の遠望は晴れていたらもっとすごい景色だろう、はるか日本海も望めるらしい。さきほど上がってきた道が遙か下に見えている。ガードレールもない断崖の山岳路、落ちたらだれも見つけてくれないだろう。


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高倉峠

ホントに眺めのいい峠。南からの強い風がこの峠を通り抜けてゆく。20年前は舗装されておらず、砂利道をRZで登っていった。気圧のせいか、モーモーとエンジンが吹けなくってゆっくりとたどり着いたことを思い出した。通行止め解除を聞いてやってきた岐阜県側から上がってきたジムニーのドライバーと挨拶を交わす。

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冠山峠への分岐路

この左分岐にあった通行止めの看板もゲートもすっかり無くなっている。冠山峠への道もクリア!! 右への登りルートをとって冠山峠へ向かう。

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冠山峠

雨を心配する天気であったため、曇り空で展望はいまひとつ。岐阜側からルートは右手に冠山をみながら開けた景色の中を登ってゆく爽快なもの。これから向かう峠は雲の切れ間にあって、冠山の頂は雲の中。天候がわるく、ハイカーのクルマも少なめだった。


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冠山峠道路

平成37年度の開通をめざして、峠を一跨ぎするトンネル工事現場、初めてトンネルの姿を見た。このような山奥で、約5kmの長いトンネル工事はさぞかし大変なことだろう。これができれば人の流れも変わるかもしれないが、秘境の峠道も自然にもどり、訪れることもかなわなくなるかも。


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須波阿湏疑神社(すわあずき神社)

冠山峠を下りきると、周囲を山に囲まれた池田町。とても立派な鳥居と楼門のあるお社がある。諏訪とあるからには、諏訪大社の末社であろう。へんぴな山奥からこの町に降りてくると、人里っていう安心感がたっぷりだ。「まちの市場 こってコテいけだ」は地元の名産品や食事もできる施設で、ツーリングの際には休憩として立ち寄っている。


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県道175号

巣原峠に向かう県道175号の起点。池田の町から分岐して、水海川に沿って登ってゆく。水海と書いて「みずうみ」とは面白い。ここから先は、自分にとって未開のルート、どんなところなのかワクワクして進む。

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県道はやがて行き止まりに至るが、その手前に巣原峠に至る林道の分岐がある。これらも先達の方々の情報提供のおかげで迷うことなく進路を選ぶことができる。


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途中で鋭角的に右への分岐があるが、これが峠へのルート。ここでは同類のライダーに出会って情報交換。山並みは深く、周辺には集落もない辺境の地。山の端が途切れたあたりに、巣原峠。


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やがて登りは草ボウボウとなり、路肩も怪しくなってくる。それでも道は続いており、通じていることを信じて上がってゆく。この時期の藪には入りたくない、気づけば「ヒル」の餌食になってしまう。


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巣原峠

峠はいきなりやってきた。まるで行き止まりのような風情であっけない。ここまでは傷つくことを恐れなければ、クルマでも上がってこれる道だった。しかしこの先の大野側の下りは、見ての通りの峡路となっている。


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巣原峠の地蔵

とてもちいさなお地蔵さん。交通量はかぎりなく少なく、自分のような同好のものしか通らないであろう峠。これ以上に草が生い茂ったら、バイクでも来たくない道。


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大野側の下りが始まる。ほどなく崖崩れに出会うも、下り降りる事ができた。クルマは無理だし、登りだったらバイクでも厳しい個所だ。薮道になりかかった狭い下りが続くが、やがて簡易舗装となりつづら折りで高度を下げてゆく。中途には廃村となった巣原を通過するが、廃屋も跡形もなく石垣が残るのみである。


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国道157号の大野側に降り着く。途中の県道上野(うわの)線と崩れかけた標識が立っている。ここからは快適な?!舗装路を温見峠にむかって駆け上がる。



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温見峠

温見峠は今季2回目の来訪。南風は雨風のようで、ぽつりぽつりと降り出した。雨雲から逃げるように、揖斐へむけてお山を駆け下りた。

久しぶりの高倉峠、期待以上のワイルドさを感じた巣原峠、険しさで名の通った峠を今回はつないで走ることができた。「峠道」や「旧道」は冒険心を満たしてくれ、制覇する面白さに飽きることがない。また、その地の歴史や云われに触れることも興味が尽きない。

だけど・・自分は自力で対応するしかない単独行ばかりなので、転倒、転落などによるケガや走行困難には気をつけなきゃ。


おまけ

秋にほぼ同じコース、すっかり紅葉とすすきにかわった景色です。






by akane8150 | 2016-06-14 17:06 | Motorcycles | Comments(4)

MT-01 OS 15 有峰林道



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目的もなく地図を眺めていると、気になる地形や道路を見つけていろいろと想像がかき立てられる。有峰林道もそのような気になる場所のひとつ。立山連峰の麓、深い山奥に有峰湖があり、そこに至る林道が高速道路と同じ緑の線で描かれて有料だとわかる。こんな山奥に有料の林道?? どんな所なんだろう?? 行くしか無いでしょ!


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富山からの立山連峰

天気予報では広く快晴とリポートしており、きれいな山を見ようと2度目の有峰林道に向かった。飛騨荘川から、御母衣ダム、白川郷、飛騨河合と下道を快走し、富山県に入った。富山郊外からは立山連峰がくっきりとみえる。山の景色はいいな〜。

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亀谷口

途中の寄り道をしながら、名古屋からは十分に遠い立山黒部アルペンルートの富山側にある有峰口(亀谷ゲート)に4時間かかって到着した。富山県側からは2カ所のルートがあるが、こちらは幅員が広めで快適ルートだ。もひとつの水須ゲートからの林道は、より長くて険しい。

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有峰林道 小見線

路肩工事のために、片側通行が数カ所あってそのたびに小休止。リスやネズミが道路を横断してゆく山奥で、ほぼ単独行。一人残された感がいっぱいでかなり寂しいところ。道路も急峻な山肌を粘り着くように作られている。

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有峰湖

快適な登りを十数キロこなすと有峰湖に到着する。戦前から開発されて一時中断の後に、50年前に完成した北陸電力のダムだ。このダム開発のために有峰林道が作られたわけだ。この湖を一周することはできなくって、西側の湖岸を走ることになる。


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空は快晴、湿度も低く、まさにツーリング日和。立山連峰が間近に見える有峰林道で、タイマーかけて自撮をしてみた。だけど日差しが強いためか、なかなかうまく撮ることができない。湖をめぐるコースはくねくねだらけで、めちゃ楽しい。しかし路面の荒れはそれなりだし、たまーに来る対向車も要注意。こんな山奥で転倒、ケガ、トラブルなんて考えただけでも恐ろしい。


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有峰林道 東谷口

岐阜県側の出口、東谷ゲート。富山県側からここまでの距離は30kmとすこし、しっかりと走りごたえがあって、バイクの通行料300円は望外だ。訪れたのは平日でバイクをほとんど見かけなかったが、休日ともなれば多くのライダーがやってくるんだろう。



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飛越トンネル

林道と岐阜の一般路をつなぐ飛越トンネル。冬期間通行止めのためのゲートが岐阜県側に設けられており、ここで遮断される。例年だと6月に入ってからの解除となるようだが、暖冬の今年はずいぶんと早い通行再開のようだ。


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大規模林道 高山・大山線

飛越トンネルから上宝村に至る約30kmの快走路がこの広域林道だ。立山側からここまで、山岳路を70km走ってくると、くねくね路の満腹感は半端ない。こんな楽しいルートが近くにあったらなあ。前回はVmaxで訪れたが、やはりMT-01のほうがポジション的にくねくね路には適している。

中途には山吹峠があって、中河与一の小説「天の夕顔」の舞台になった場所。ちょいとストイックすぎて、恋愛小説としてはどうよって思うけど、短編なので一読するのも悪くない。

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荘川桜

水没してしまう荘川の桜の古木を50年前にこの地に移植したもの。はじめは枯れるのではないかと心配されたが、見事に復活をした。これに感動した当時の国鉄路線バスの車掌さんが、太平洋と日本海をさくらでつなごうと独自で桜を植え続けた。名古屋と金沢を結ぶ名金急行線のバス路線上に約2000本の桜が花を咲かせていて「さくら道」と呼ばれている。

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白川郷 萩町

午前の早い時間のため、日頃混雑する白川郷も静かだ。観光客に迷惑にならぬよう、ゆっくりと通過した。ここの立ち寄り湯は綺麗でアルカリのしっとりとした温泉だ。町を見下ろす萩町城址からの眺めはとても有名で、よく紹介される構図だ。

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天生峠からの白山連峰

白川郷から一気に山を駆け上がった先にこの天生峠(あもう)がある。走りごたえのある峠で、登るにつれて白山連峰の姿が現れる。小説「高野聖」の舞台となったこの峠には、おそろしい妖怪が住んでいたことになっている。読み物としては、自分にとって前述の「天の夕顔」より全然面白い。









by akane8150 | 2016-06-04 16:06 | Motorcycles | Comments(4)
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