小生の備忘録

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中日ビル ビアガーデン2017 2018 回転レストランバルーン オリエンタル中村 観覧車



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名古屋 栄 中日ビル

 名古屋を代表するビルというと「大名古屋ビルヂング」「中日ビル」「都ホテル」「明治屋」など、昭和レトロから続く市民に親しまれた建物が多かった。しかしいずれの建物も耐震性を問われてどんどんと町並みから消えてゆく。中日ビルは1966年の開業から、森光子の放浪記などをロングランした「中日劇場」、事務所を置いている「中日ドラゴンズ球団」などを抱え、栄の待ち合わせ場所としても知られている。

 50年以上続いたこの建物も2019年3月で閉館し、数年後には新しい中日ビルができることになった。小生も幼い頃からこのビルには親しみがあって、特にその屋上にある回転レストランも無くなってしまうことは寂しいかぎり。

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回転レストラン ばるーん

 開業当時からあったものかどうか不明ではあるが、2000年頃まで営業していた回転レストランのばるーん。小学生の頃に両親に連れてきてもらったことがあって、ゴージャスな内装と食事が鮮明に記憶に残っている。遊園地の回転カップですら感動するのに、床が動いてご飯を食べるなんてスペシャルな出来事はビックリだったんだろう。

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ひろしま国際ホテル(広島経済新聞Webより)

 インターネットで探しても、このばるーんの画像や資料が出てこない。現役で活躍中のひろしま国際ホテルのレストランの画像を挙げてみたが、小生の記憶をたどるとこのような雰囲気であったように思える。中央の回転しない厨房と回転する客席の間には明瞭な境界があって、じっくりみていると動いているのがよく分かった。ばるーんの規模も広さもこれくらいだったんだろう。

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 ビアガーデンが置かれた屋上からさらに上に回転レストランが作られている。屋上からレストランには階段を上がってたどり着いたはずだが、その階段はプライベート空間で立ち入ることは出来なかった。屋内はライトアップされていて今でも営業できそうなくらい管理されている。ほどなく取り壊しになって、回転レストランを間近に見るのも最後、時代の移り変わりと自身の齢の変化を実感する。

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中日ビルビアガーデン

 さてさて、ここにやってきたのは、病院の納涼会ビアガーデンに参加すること(^^)。病院スタッフの約半数と調剤薬局のスタッフ、委託給食会社のスタッフなどなど、総勢60名ほどの参加となって今年も賑やかな企画になった。

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 ここがいいのは開閉できる屋根があることだ。雨が降ったらどうしようなんて心配を幹事がしなくて済む。キリンビールの銘柄が選べて、ソフトドリンクなども充実している。ビアガーデンといったら揚げ物中心ときまっているんだろう、料理はこんなものと納得すべきで期待してはいけない。
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 家族で来てくれた職員もいて、初めてのビアガーデンと夜景にお子さんも喜んでくれたようだ。背景にはライトアップされた「テレビ塔」、こんな派手な照明だったっけ??

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 「サッポロビール浩養園」「マイアミ」「丸栄百貨店」「名鉄百貨店」などが名古屋では知られたビアガーデンがあるが、立地の良さや会場の清潔感から小生はここのビアガーデンが好きだった。これまで、毎年楽しませてくれてありがとう!! 


H30.5.10 更新 中日ビルさよなら企画

いよいよ閉館まで1年を切り、現状の中日ビルを訪ねてみた。「中日ビルさよなら企画 ビルなつかし写真展」が開かれていて幾つかの興味ある画像を手に入れた。
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ビルなつかし写真展

 1階の東特別展示室でキャプション付きのパネル展示がおこなわれていた、規模は小さくて50枚ほどのものであったが、当時の写真が少ないので小生にとっては興味ある展示だった。

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中日ビル建設時の模型

屋上や回転レストランの形状がよく分かる。目的が分からないが、屋上のステージのようなひな壇はもともと作られていたことが分かる。

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昭和39年12月

鉄骨が組み上がってきた中日ビル。キャプションでは掘り出した膨大な土砂で港区にある池が埋め立てられて宅地になったそうだ。

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昭和40年7月

回転レストランの骨組み作業が始まる。屋根にあたる部分の鉄鋼組みの写真だろう。屋上から北西の方角に向けられた写真は、100m道路の地下鉄工事中を右隅に映し出している。

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回転レストラン ばるーん オープン日

 1966年4月29日の開店日には、150席の回転レストランはすぐに満席に。周囲に高いビルがないので、地上53mからの展望が好評を博した。回転レストラン内の貴重な写真、これをみると窓際と内側に4人掛け席の2列でテーブルが配置されていることが分かる。窓際テーブルが人気であったことは想像に難くない。

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屋上ビアガーデン 

 昭和60年7月撮影。30年後の現在と比べても、ビアガーデンの雰囲気は全く変わっていない。当時は回転レストランの屋根に点灯式の中日ビルネオンが立っていたが、現状は撤去されている。撤去された看板は、現在の屋上階のフェンスに取り付けられているモノと同じかも知れない。

H30.8.3 更新 ビアガーデン再訪

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 昨年に続き営業最終となるこの夏も職場のみんなでビアガーデンにいってきた。土曜日ということで席は満席、ずいぶん前に予約してあったら雨が降っても大丈夫なテント席を押さえることが出来た。まずは気になっていた回転レストランはちゃんと現存。いよいよ最後なんだから、この回転レストラン ばるーん を懐かしむ人のためにも、屋内を開放してくれてもいいのになあ。

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 ビアガーデンのエレベーターフロアの奥には、回転レストランへの階段がある。知らなければただの階段室にしかみえない。営業していた当時はエレベーターかられすとらんへの案内看板が並んでいたはずだ。

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 扉の向こうには階段室があって、この階段を上ればレストランの入り口だ。幼いながらにも、エレベーターでレストランまで行けないことを不思議に思った覚えがある。今にして思えば、回転するレストランなのだから、その中にまでエレベーターを設計するには構造上で無理だったんだろう。柵で閉鎖されてはいるが、いまも階段や手すりはきれいだった。

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2018 中日ビル屋上ビアガーデン

 このところの名古屋は猛暑。40℃近い都会の大気は日が落ちてもどっしりと居座っていた。おかげでビールの冷え冷えが余計にのど越しをよくしてくれる。ビール大好きなスタッフが集まったいるので、今宵もみなしこたま飲んでいた。ここで生ビールが飲めるのももうすこしでおしまい、9月24日で閉店だ。新しくなる中日ビルにはビアガーデンの設定がないと聞いている。名残惜しんでみんなで騒いだ。


H30.9.24 更新 さよならビアガーデン

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 2018年9月24日、とうとうビアガーデンも店じまいする日がやってきてしまった。名残惜しく、家族で最後を見届けにやってきた。テント席を予約しようとしたら、閉店ラスト2時間の枠が取れたので開始は遅い8時半。
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 満員御礼になっているのかと思いきや、すでに帰ったお客さんも居るだろうが、7割くらいの席の埋まり具合だった。なんだか拍子抜け。さみしいな〜。
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 中日ビルは2019年春に閉鎖される予定だけど、屋上にあがることが出来るのもきっと今日が最後だろう。交差点角から栄錦方面の景色も見納め。
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ビール注ぐおにいさんにも無理矢理ピースをさせてしまう。ごめんなさい。
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回転レストラン「ばるーん」も近くから見ることが出来るのも、これで最後。お名残惜しゅう。
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 ビル全体を一望出来るとこまで、テクテク。屋上の賑やかな灯りもこの日でおしまい。50年以上愛されてきた中日ビル、お疲れでした。ぜひ、また名古屋を代表するようなビルに生まれ変わることを期待だ。
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ビアガーデンの出口では、記念品が配られた。名古屋の老舗和菓子の両口屋のスペシャルどらやきだった。


中日ビルの中をぶらぶらしてみた

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地下2階ビル入り口

 栄の地下街から中日ビルにくるとこの吹き抜け空間が出てきたら中日ビルに入ったことの証。手前には老舗の味噌煮込みうどん、踊り場には昔から花屋さんがある。地下2階部分はレストラン街、地下1階部分は八百屋さんがあったりと食品売り場風になっていた。

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1階エントランス天井壁画

 巨大なモザイク「夜空の饗宴」は矢野六郎の作品、CBC会館の壁画、丸栄西壁、旧新幹線口など、かれは当時の名古屋市内でモザイク画を幾つか残している。改装ではこのモザイク絵も失われてしまう。

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2階

 中高齢の女性をターゲットにした服飾や装飾、趣味の店がならぶ。階上にある中日劇場に芝居を見に来るような人たちを対象にしているのか、香を焚いたかおりがいつもしている。すでに引き上げたテナントもあって、寂しいたたずまい。

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地下駐車場

 ここも父がよく停めていたことを思い出す地下駐車場で、入庫の管理の仕方がおもしろい。ゲートで駐車すべき階と場所が書かれたカードを受け取って、運転手は指定された場所に停めるってわけだ。昔からずーっとこのやり方で管理されていて、なんとまあ、手の込んだ、昔ながらの方法だろうと感心した。
おまけ

 中日ビルの外観を撮るために、お隣の三越デパートの屋上に上がってみた。幼稚園の頃、デパートの屋上は子供達にとって「楽園」であったと思う。両親と日曜にデパートの屋上遊園地で遊び、大食堂で「お子様ランチ」を食べて付属の「日の丸」を自慢げに家に持ち帰るという、一連の過ごし方は、小生にとって最高のイベントだった。それに反し、現状の屋上遊園地は廃墟のようだ。まずは人の姿が見当たらない、粗大ゴミのような動物の張りぼてや動きそうも無い乗り物。。。

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栄 三越百貨店 屋上遊園地
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現在の観覧車(Hideto Uchiikeさん動画より)




 デパートの屋上観覧車は全盛期であった昭和40年代には全国にあったようだ。決して高さは無いのだが、上がるとビルからはみ出るんじゃないかと心配するくらいスリリングだった。そんな中で、1954年日本最初の屋上観覧車として生まれ、かつ現存する最古のモノがこの三越には残れさている。人を乗せないが日に2回、今もミュージックと共に回転しているらしい。手前のカンガルーは「オリエンタル中村」時代の正面玄関に置かれていたデパートのシンボル。こやつの背中にまたがった覚えがある、いまはひっそりと屋上のオブジェになっていた。

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1954年 オリエンタル中村 観覧車(中日新聞Webより)
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昭和41年7月 広小路の屋台(昭和48年3月で廃止)

 都会で育った小生は街の喧騒の中で大きくなった。まさに昭和レトロな建物、デパートの屋上遊園地などは幼い記憶に刻まれているが、すこしづつその風景も失われようとしている。懐古趣味はどうよって思うけど、この現実は残された小生のかすかな「記憶」をも消してしまいそうだ。



by akane8150 | 2017-07-25 13:14 | Life | Comments(2)

RZ250改 6 蓬莱泉 ガソリンタンク修理



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 これまでに多くのバイクを乗り継いできたが、RZだけは手放さずに維持してきた。振り返れば、36年(*゜Д゜)。。。ひどい転倒で入院生活も経験し父親から猛反対されたピンチの時代もあった。数年の間、友人宅の納屋でひっそりとほとぼりが冷めるのを待ったことも今となってはほろ苦い思い出だ。

 まだRZの外装パーツが手に入った20年ほど前に、高速道路で焼き付きをおこしてしばらくバイク屋に預けた場面があって、その際に手に入る外装パーツや消耗品を新品と交換した。それから月日が流れ、外装のさびやデカールはがれが目立ってきたので外装を信頼している塗装屋さんにお願いした。また手に入れていた予備のきれいめタンクも使ってやろうと魂胆し、待つこと2ヶ月オリジナルの塗装を大事にした「ぴっかぴか」の外装パーツが手元にやってきた。


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 しかし、外装を組み付けてタンクにガソリンを入れたら。。。泣けることに複数箇所からぽたぽたとガソリンが漏れてくる。タンクキャップのある右側の底を主に5,6か所にピンホールのような穴が見つかった(T_T)。手に入れたタンクはどうやら長いこと水が入ったままで置かれていたようだった。塗装の仕上げをする前にタンク内のさびを確認しなかったのは失敗で、行きつけのバイク屋さんに外注を含めて修理をお願いしたが、綺麗にした外装もいじることになり穴も大きくなるかもしれないから修理の太鼓判が押せないと難色を示されてしまった。

。。。となれば、自分でやるしかない。




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 汎用の内視鏡で中を覗いてみると、底の部分が全体に腐食していて沈積物も見られた。いかにもタンク内にあった水分が悪さをした感じ。けど幸いなことに底の部分以外は大きなダメージは見られなかった。



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それじゃ、ダメもとでDIYでやってみることに。

 ネットでしらべると、POR-15というタンク内を強力にコーティングして錆を防いでくれる定番を見つけた。送られてきたセットには洗浄剤、錆取りが含まれていて通常の「錆びたタンク」であればこれで完璧であろうが、穴が開いたタンクには通用しない。

 穴は一般的に「半田付け」「エポキシ樹脂」「溶接」などなどで直接埋める作業が必要になるが、きれいになった外装を再び溶接などで汚してやり直しなどしたくはない。なので確認した穴を外側から最小限にリューターで削ってエポキシ樹脂で埋めてみた。

 キットの錆取りを使いたいところだが「逆に」穴を大きくしてしまう可能性が高かったので、脱脂をした上で「POR-15」だけで穴を埋めて封じ込める作業をおこなってみた。厚塗りを狙ってじっくりとPOR-15をタンク内に注入して行き渡らせた。手順書には残ったPOR-15はタンクから排出するようにあったが、重ね塗りを期待して抜かずに2本分のPOR-15を使い切った(タンク内容量が100ccほど減るかもしれないが)。


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 乾燥をまって1週間後にタンク内を覗いてみると、見事に底の部分は裏打ちされていた(^^)。このPOR-15は約1時間で乾燥が始まり、固まると強力な塗装皮膜を形成してくれるらしい。小さなピンホールのような穴であればそれ自体で塞いでくれるようだ。文面にはしていないが、小生なりに工夫をしたこともよかったようで、POR-15がタンク内全体に厚く塗装できたようであった。この塗料の皮膜は相当に堅固なようで、ユーザーの書き込みを見る限り耐久性もあるようだ。


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フロントスプロケット 16丁

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ドリブンスプロケット 39T サンスター

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DID 530 シールドチェイン リンク102


 固着しかけていたチェーンも合わせて交換。オリジナルは530サイズの太いもの、当時は高馬力のエンジンに耐えるような細いチェーンはなかったようでナナハンクラスに使われていたものがRZにあてはめられていた。DIDのシールドタイプ530は簡単に手に入るが、問題は「スプロケット」。 純正品は当たり前のように欠品し、ヤフオクで探したらなんとか「530」規格のモノが手に入った。特にドリブンスプロケットは純正品で。。「出会えて良かった」(^^)。手に入りやすい「520」規格のコンバージョンタイプがRZ用に出回っているのが現状のようで、次に整備する時には「530」でスプロケットを手に入れるのは難しいだろうな。


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 意を決してガソリンをタンクに入れてみる。少しの漏れも許されないからじっくりと観察。一晩おいてもガソリン漏れをみることなく、タンク漏れ修理はひとまず成功したようだ。タンクをバイクにのっけて、ピカピカの外観をまったりと眺めて自己満足。純正のミラーも手に入らないので取り外してストックした上で、日頃のツーリング用にVmav1200で使ってた「モーフィングのミラー」を付けてみた。これはこれですっきり似合ってよろしい(^^)。さてさて、出来上がったからどこかにお出かけ走りに行くよ。

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蓬莱泉 愛知設楽


 行った先は愛知県設楽にある蓬莱泉の酒元。愛知の地酒では名のとおった銘柄で、小生はご縁があって毎年、夏と秋の蔵出しの際に「空」と「吟」をお願いしてある。いずれも大吟醸だからのど越しがするりとしていて和食のアテにはぴったり美味しいもの。「空」は名古屋の地酒酒場で時折みかけるが、「吟」はかなりのレアものだ。フルーティな香りの「空」と水の如しの貫禄「吟」は愛知の誇る地酒だと思う。

 この度はさらにお使いモノに「空」を別途注文してあった。郵送してもらっても良かったが、お出かけの口実にRZで受け取りに向かう。名古屋から設楽までは「定番」な山道を走って到着、ピカピカのタンクは気分良く燃料フィルターも働いていてゴミの詰まりも起こさなかった。炎天下でタンク内の圧もそれなりに上がったはずだが、ビシッとガソリンの漏れは起きることは無かった。

 これでRZの外装リニューアルはひとまず完成(^^)。この春にリアサスのOHとフロントフォークのシール交換などできていたので、乗り心地と合わせて良い感じに仕上がってきた。またまた愛着が増してRZとの蜜月は続きそうだ(^^)。




by akane8150 | 2017-07-18 22:03 | Motorcycles | Comments(2)
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