小生の備忘録

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XT250 セロー 12 伊勢 剣峠 五ヶ所峠 鍛冶屋峠 鴻坂峠 藤越



 毎年のことだけど、正月が過ぎ仕事が始まると当面は仕事に忙殺される。なんだか体が重いなあと。。気づいたら2週間ほどバイクに乗っていない。乗らなきゃ。。。でも凍結やら積雪で行く先はどこにする??

 地図を眺めていて。。。 南伊勢の山々に美味しそうな峠が幾つかあることを思いついた。ただし、名古屋から伊勢までは高速道路を100km以上走らなくてはたどり着けない。峠相棒の「セロー」には楽しくも無い高速道路だけど、今回はがんばってもらうことに。



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 会食の約束があったので、夕方4時までには帰宅しなくてはならない。この日は「暖かい一日になりそう」という天気予報を信じて、朝日も上がった7時過ぎに自宅を出発。使い捨てカイロをブーツと手袋に突っ込んで、グリップヒーターをオンにして走り出した。


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 100km先の伊勢自動車道、多気SAまで一気に走る。エキパイとマフラーを換えたセローは排気の抜けがよくなって制限速度+αで淡々と文句を言わずに走ってくれる。最高速度も10kmほど上乗せしているので、クルマの流れには十二分についてゆける。高速を飛ばすと30km/L、一般道路では40km/L近くまで走ってくれるが、如何せんタンク容量がトータルで10Lにも満たないので、山道に差し掛かる前にはGSで満タンにしておいたほうが安心。


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 今回の最大の目的は「剣峠」。それだけではもったいないので、奥伊勢の山々の5つの峠を繋いでルートを策定していた。いずれも初めての峠なので、このクソ寒い時期のツーリングではあるが、それなりにワクワクしていた。国土地理院の地図をじっくりと、また先達たちのブログなどを研究しルートを策定する作業は楽しい。スマホのナビも頼りにはなるが、最終的には国土地理院の地図から印刷し、ルートをたどって線を引き要所の地名や社寺にマークをしてこれを見ながらの探索となる。電波が届かない場所ではスマホの地図も当てにならないし、現地では精密な地図を手にすることが一番確実だ。



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 名古屋の自宅を出てまっすぐに走って2時間後に伊勢神宮内宮に9時半に到着。日が当たる限りは防寒対策の装備でなんとか走って来れた。すでに参拝客で門前の駐車場には長蛇のクルマの列。ツーリング途中の小生は、バイク駐車場までは入ったが、そこで鳥居に向かって今年最初の伊勢参りを済ませた。

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 内宮前のロータリーには終点と書かれた国道標識、国道23号線。豊橋の国道1号線との分岐を起点として愛知三河と名古屋、そして三重の大動脈として君臨する240kmのルートだ。この終点が伊勢の駅前とか、鳥羽ではなくってこの伊勢神宮内宮までというのも洒落ている。


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三重県道12号伊勢南勢線


 そのロータリーの奥に国道23号終点から続く細い道が県道12号(伊勢南勢線)で剣峠に続く美味しい山道の始まり。正月三が日だけでも50万人が訪れるという伊勢神宮で、この道に分け入った人は何人いるんだろう。内宮の有名な宇治橋から100mと離れていないこの県道は、参拝客とは無縁の人気の無い細い道だ。


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 入り口にはこの先の県道、「険道」を示す通行注意の標識がある。加えて、神宮司令のお札で「鳥獣捕獲禁止」の表示。ここから五十鈴川よりの区域は神宮宮城林で厳格に保護されているというお知らせだ。よくある山奥の「立ち入り禁止」のお触れよりも厳格な感じがしておもしろい。川の右岸がその区域にあたり、自然林が広がっていて紅葉はきれいだろう。


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 走り出してすぐに県道はクルマ1台分の幅員となって五十鈴川に沿って登ってゆく。内宮で手洗い場として粛々と流れている五十鈴川もだんだんと沢といえるような細さとなり続いてゆく。途中には面白そうな林道の分岐を幾つかみるが、すべて神宮司令のお札が立って無礼者の進入を拒んでいた。


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 10kmを過ぎると道はつづら折れとなってグングンと高度を上げてゆく。中途には幾つかの集落跡があるが、廃屋となってしまったこのも多く、あの喧噪の内宮前を思うと、程ないところとは思えないほど靜かな山だ。交通量が少なく薄暗い路面には落葉と苔の絨毯ができていて、見る分にはきれいだけどタイヤを乗っけてしまうと滑って転倒なんておきやすい。


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剣峠


 きついヘアピンを幾つか越えて、パッと峠に到着。これまでも多くの峠を越えてきたが、この切り通しの美しさには息をのんだ。うっそうとした木々のしたに苔むした暗い岩盤が、その先に南にV字型の明るい空を生み出していた。


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 この道は明治の頃に開拓され、物流や参拝に使われてきたという。路線バスも走っていたらしいが、よくもまあこんな細くてヘアピンばかりの山道を走れたものだ。当時の路線バスはきっと乗用車に毛の生えたくらいの小さなものだったに違いない。

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 峠の海側からは五ヶ所湾を望むことができる。峠にはこの峠を歌に詠んだ古人達の石碑もあり、峠を登り切った達成感や安堵感、そしてここからの景色に感動したのであろう。峠の先は樹木に被われたくだり道となって五ヶ所湾にたどり着く。樹木のために思いの外展望は良くないが、振り返ると峠近くの山の頂が見える。剣峠の名称は「その昔、荒神さまが天から降りてきて、この地に剣を突き立てて霧の中に消えてしまった」という伝承からきているらしい。

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横輪南勢線(県道720号)


 剣峠を下りたところは南伊勢町、右に分岐する県道720号に乗っかってもう一度山に向かって上り始める。三重の山道はカーブミラーも少なく、ガードレールも完備されない所が多い。落石も多いので、乗り上げてバランスを崩して谷に転落なんて悲惨なことにもなりかねない。特に落葉に隠れた落石を踏まないように気をつける。


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 対向してくるクルマにも出会わずに峠に到着。剣峠ほどではないが切り通しの峠だった。峠の標識もお地蔵さんも見当たらない。地図には峠の名称がなかったが、現地の案内では「床木峠」と書かれてあったり、地元の人は「五ヶ所峠」と教えてくれた。


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床ノ木


 峠を下った先が「床ノ木」と書いて「いすのき」と読む落人伝説の残る小さな集落だった。集落にバス停があったので覗いてみると。。。1日に1本の運行で「お買い物用」なんてコースがある。調べると下流に向かってここから10kmほど離れた度会町にあるショッピングセンターが終点。

 興味が湧いたのでさらに探求すると、まずは普通に想像するようなバスじゃなくって「ハイエース」だった。地元のNPO団体が運営する「沼木バス」として5年前から、運賃100円で提供していることが分かった。それにしても白ナンバーなのはなぜ?と思ったら「過疎地有償運送制度」なる法律があって、公共交通機関やタクシーなどが確保されない地域では法人がその会員に営利を目的としない安価で交通手段を提供することが出来るというものだ。つまりは、国が認めた「白タク」ってわけだが、会員(地元民)を対象としているので小生は乗せてもらえない。

 この制度を活用している自治体も全国に20例を越えており、運転も出来ない、交通機関もない過疎地の生活手段として期待されている。この沼木バスも継続して運用されることを期待した。


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久昌寺


 この地区にある曹洞宗のお寺。現地の説明文には「寺伝によると、当寺は1190年、平知盛の草創としています。知盛は壇ノ浦で入水することなく、平家の再興を期し当地に隠れ住んだとされています。墓地に御堂を建て知盛の菩提を弔ったのがこの場所で、境内に供養塚があります。」とあった。知盛は平家の猛将であり、落ち延びて生きていて欲しいと願うところからこのような伝承も生まれてきたのだろう。

 さらにお堂の新築工事の際に知盛のお墓を発掘したところ、平安末期の人骨2体、短刀一振、そして写経石数千個が発見されたとあるが、埋葬されていたのは誰だったんだろう。



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 綺麗に維持されている民家にであう。すっきりしすぎて生活感が感じられないくらい。100年近くは経っているかもしれない建物に簡素な庭、山奥の農家、、夏は障子をあけておけば涼しい風が入ってきそう、でも冬は寒いだろうなあ、外にあるトイレとお風呂は母屋に移動させたいなあ。。なんて勝手にいろいろと妄想。何より心配なのはムカデやヘビが普通に屋内に入ってきそうなこと。維持するのは大変だろうが、ぜひ現況のまま後世に伝えて欲しいと思う。


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旧鍛冶屋峠入り口


 再び山を越えて五ヶ所湾にもどるには県道719号の鍛冶屋トンネルを使うのが簡単だが、地図で見ると旧道もあるようなので突入してみた。侵入口は表示がないので、国土地理院の地図コピーが役にたつ。バリケードで優しく侵入を拒んでいたけど、通行止めとは表示無かったのでお邪魔してみる。

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 舗装は残っているけど旧道は往来が途絶えてしまったようで、崖崩れや路肩の崩落など至る所にあり既に廃道と化していた。この先が通行止めにならないことを願って登ってゆく。

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鍛冶屋峠


 数キロほどで峠に到着。クルマも通らないためか、かなりワイルドな佇まい。崩落がすすんでいるのでここまでクルマで来ることはできないだろう。峠からの登山道の案内があって、ハイカーには利用されているようだ。山側の斜面にはお顔の無くなってしまったお地蔵さんが一体、きっと次に来ることは無いだろう峠の記念に写真を一枚。


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五ヶ所湾 船越


 崩落してバイクすら通れなくなりそうな箇所を抜けつつ鍛冶屋トンネル近くに県道と合流する。ここから南に走れば静かな五ヶ所湾に到着。先ほどまで廃道峠を走っていたとは思えないほど、山と海が接している。

 船越という地名は日本各地の海岸線に見ることが出来る。岬などを船で遠回りするより、くびれて細くなった陸地を引きずって近道する場所であった。ここでサクッと昼食を済ませて次なる峠へ。

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県道721号(度会南勢線)起点


 次は鴻坂峠、もう一度山の北側に向かう。この峠は地図で見るとぐちゃぐちゃにつづれ折の山道なので期待が高まる。起点には昔ながらの道しるべが残っているが残念ながら読み取ることは出来なかった。


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 県道721号は狭いながらも舗装の状態はよくって、地図でみるほどはヘアピンも少なかった。このあたりの山道は木々に遮られて展望の期待できないところが多かったけど、登ってゆく途中からはこの先超えてゆく山の端がきれいに見えた。バイパスといえる能見坂トンネルが出来るまではこの峠道が南北をつなぐ主要道路であったので、使い込まれた整備された道だった。


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鴻坂峠


 起点から終点まで10kmほどの距離だからすぐに峠の頂きに到達。展望は全く期待できないが、読み応えのある古めかしい石碑がたっていた。海と山の村をつなぐために造られた林道で昭和9年に開通したようだった。太平洋戦争に日本が傾いてゆく中で、国家高揚が叫ばれていた頃だろう。 

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県道151号(度会大宮線)起点


 鴻坂峠を下りた時点で午後1時近くになり帰路にむかう時刻になった。藤越という峠を制覇して今日はおしまいと決める。一之瀬川を縫い付けるように道は上流へと続いている。一之瀬川は小さな川だけどきれいな渓流で、エメラルドグリーンの淵が美しかった。真夏の川遊びには最適なところだろう。

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藤越


 周囲の森林では伐採も盛んに行われていて切り出した木材で満載のトラックも多い。手入れがされているのであろう、ひょろひょろだったり倒れたりした放置された杉の木を見ることがなかった。退避場所も用意されており交通量が多い峠道なんだろう、すいすいと走ってゆくと開けた峠に到着。藤越にも峠の表示やお地蔵さんなど味のあるモノはまったく無かった。今回走った峠の中では最も開放的な峠で、尾根伝いの林道とも交差していた。支線の分岐は登ってくる間にも幾つか見つけており、探求してみたいよさげな道が多かった。

 岐阜や福井と比較してこのあたりの林道はゲートで閉ざされた所が少ない印象だ。それだけ荒らされていないというか、マナーの悪い輩が入り込んでいないということだろう。名古屋からもっと近ければこれらの支線をひとつづつ制覇してゆくのも楽しいだろうな。

 時間があればこの先の「藤坂峠」と山奥の「大宮紀勢トンネル」にも行ってみたかったが次回の宿題とした。岐阜や滋賀、福井の林道がことごとく通行できないこの時期、三重の山奥を探求するのは面白かった。特に「剣峠」は味があってリピートしてみたい峠だった。




by akane8150 | 2018-01-21 00:00 | Motorcycles | Comments(6)

Jeep グランドチェロキー Limited 3 白煙さわぎ 代車生活 



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 今年の3月で初回の車検となるグランドチェロキー。過不足なく家内の通勤車として活躍してきたが、ここに至ってトラブル発生、エンジンルームからの白煙と車内にオイルのにおいがするようになった。1ヶ月ほど前にエンジンヘッドのオイルにじみが気になって点検に出したばかり、その時の回答が「にじみ」程度で問題なしというもので洗浄されて帰ってきたばかりだった。

 幸いにも小生が乗っているときに白線さわぎに遭遇し、エンジン左側の排気管あたりからと察しがついた。垂れた油脂が排気管にあたって燃えているのが原因とよんだ。その足でディーラーに持ち込んで修理を依頼。今度はしっかり見てもらって納得できる仕上がりをお願いした。


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ゴルフ・バリアント 2017 コンフォートライン


 用意してくれたのがまだ新車の香りがする2000kmも走っていないゴルフ・バリアント。最近のゴルフのハンドルを握る機会が無かったので、興味深く使わせてもらう。ワゴン車なのでまずは荷台の広さが気になるところ。ゴルフバックが斜めに入ってボストンバックも置ける余裕有り。しかしゲートの部分で床面に段差があるので、よっこらしょって荷物を持ち上げなくちゃならない。手前にあるレバーをひけばリアシートが前に倒れる機構は便利だ。

 インパネの操作はまずまず、しかしコラムにあるウインカーとワイパーのレバースイッチは煩雑で慣れないと分からない。ナビやオーディオを始め各種のコントロールを行うタッチパネルは大きめ使いやすそうだが、長く乗ったときのナビソフト更新がちゃんとなされるか心配だ。ジープ純正ナビほどのお馬鹿さはなくって、それなりに使えそうなナビだけど慣れた国産のモノに比べるといまひとつ。


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 レザーハンドルはほどよい握り具合でいい感じ。走り出すとそれなりに路面の様子を伝えてくれ、ゴツゴツしない足回りと合わせて安心してフラットに走り出せる。周りのクルマに合わせて加速減速する限り車速はアクセルに応じてストレスなくスムーズだ。リアシートに大人3名がのるのはちょいときついがこのクラスのサイズでは致し方ない。

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 最近のクルマに疎いせいか、調べるまでこのゴルフが「たったの1.2Lしかない」ことに気づかなかった。もうすこし正確に言えば、1.4Lだと思い込んでいた。なるほど、車列に迷惑になるような鈍亀ではないが、高速道路での追い越しでは気分のいい高揚感はまったくなし。1.2Lのターボでは致し方ないと思う反面、1.3tの車重を思えばよくやっているとも感じた。往復100kmほど高速道路と田舎道をのんびり走ると、燃費は16km/Lほどにもなりなかなかよい。これは我が家の2.4LハイブリッドのSAIとどっこいどっこいの燃費だとおもう。

 いわゆる「ダウンサイジングターボ」に初めて体験できたのだが、小さなエンジンで燃費を稼ぎながらそれなりの性能を出しているんだと実感した。7速の変速はちょこまかと駆使されて通常の走行では2000〜3000回転ですべてをこなしている。ハイブリッドを使わずとも、これだけの燃費を稼いでいるわけだから、昨今の世界におけるクルマ事情では「主流」になってゆくのかもしれない。

 しかし発進、停止を繰り返すような市街地ではエンジンストップが非常に煩わしく感じたのも事実。この点、ハイブリッド車が電動発進するスムーズさが光ってくる。また、加速力もハイブリッド車の方が上手に思う。結論、高速道路などをクルマの流れにのって淡々と走る時が「ダウンサイジングターボ」の本領発揮できる場面だろう。対して信号待ちの多い市街地では国産のハイブリッド車が燃費も加速も優れているのではないか。

さて、修理に出してはや1週間。ディーラーからは何の音沙汰もなく、ガス食いのグランドチェロキーさんは無事に治って帰ってくるのかしらん??

追伸

ディーラーから連絡合って引き取りに参上。メカニックから説明を受けると「ブローバイホースに亀裂があって、そこから漏れた油脂が垂れてエキパイで燃えていたんでしょう」というものであった。修理費は保証期間なので請求されなかったが、新車から3年も経たない間に補機部品の劣化でトラブルが発生するなんて。。。 3.6L V6 DOHCエンジンはグランドチェロキーに搭載されて5年以上が経っているのに、かようなマイナートラブルが出ることはいかがなものか。パイプ接続の緩みとかであれば、まだ笑えるけど、、「劣化」による破損であれば同機種のクルマにも発生しているんじゃなかろうか。

今回のトラブルで、この先車検を通すべきか悩んでしまった。新車時から車載の地デジテレビは映らなくって、ディーラーでも治すことが出来ていない。壊れやすいと言われる「エアサスシステム」も時限爆弾のようだ。3年保証がきれれば、これらの大がかりな修理も自前でとなろう。クルマの乗り味や使い勝手は悪くないので、悩むところだ。







by akane8150 | 2018-01-18 23:30 | Cars | Comments(4)

2018年 年末年始 大神神社 城山八幡宮 




 我が家の2018年、年末年始のキーワードは「次女の受験」。この前入学したばかりに思っていたのに、次女はこの春に卒業と大学受験を迎えることになる。まずはセンター試験が1月中旬にあり、このさき3月末までずーっと受験シーズンが続き、家族全員が否応なしに臨戦態勢に引きずり込まれる。


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 何かお願い事があると小生は、奈良三輪の大神大社へお参りに参上する。祖先は宮司をしていた伝えられ、和歌山の玉置神社の家紋が当家の家紋と一致したり、神社が管理していたとされる湯の峰温泉の宿の家紋が同じだったりと、奈良三輪の地は強く小生を魅了させる。

 しかし肝心の長女は余裕がないからと同行することを嫌がったので、小生ひとりで家族を代表して大晦日に訪れることになった。お社での混雑を避けるために朝7時に名古屋を出発。しかし下り方向の帰省ラッシュの高速道路渋滞に巻き込まれた。こんなときハイブリッドの「SAI」は都合がいい。渋滞ののろのろ、ストップ&ゴーもエンジンがかかることなく電力だけでスムーズに走ってくれる。高速道路での定速走行名などはハイブリッドの恩恵を感じないが、市内の混雑やこのような渋滞の走行ではストレスが無くって良い。

 東名阪の四日市から亀山までは上下方向とも渋滞の名所だ。新東名と東名阪の2本が合流し1本になるわけで、車線を1つ増やすくらいの小手先では渋滞緩和にはつながらない。しかし2018年には新名神が新四日市ジャンクションと亀山西ジャンクションの間で開通するようで、これが出来れば大きく改善されるだろう。

渋滞区間を乗り越えて名阪国道に入れば車は順調に流れ、約2時間半で奈良県の大神神社に到着した。


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巳の神杉
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 翌日の元旦に向けて、お社は最後の飾り付けや屋台の設営などで賑やかであった。本殿では昨年の息災を感謝し、来春の次女の受験をお守り頂けるよう願った。試験に使う鉛筆やシャープペンシルを次女から預かって、大物主大神の化身の白蛇が棲む「巳の神杉」といわれる境内の神木に備えて無事合格のお願いを立てた。神杉は樹齢800年、幹の周囲5mの堂々たる幹には蛇が住んでいそうな洞がぽっかりと口を開けている。


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 大神神社の境内にある久延彦神社 (くえひこじんじゃ)は智恵の神様といわれており、ここにも足を伸ばしてお参りをした。本殿からの参道の途中に「大美和の杜展望台」という奈良三山を見下ろす高台に寄り道する。三輪の町の向こうに 耳成山・畝傍山・天香久山がひょっこりと聳えている。弥生時代から始まる大和朝廷がこの地で始まった事を思うととても興味深い。



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箸墓古墳


 大神神社の近くにある「箸墓古墳」は、昨今の調査で注目されている古墳時代初期の大規模な古墳だ。魏志倭人伝が伝える「倭国」の女王「卑弥呼」の時代と一致しており、この古墳が女王の墓とされ、邪馬台国がこの地にあったとする学説が有力視されるようになった。宮内庁の公式な説明では、倭迹迹日百襲姫命の墓とされ、この巫女は三輪山の神(大物主)との神婚伝説が日本書紀に示されている。これら古墳時代についての日本書紀・古事記が残した多くの謎が、やがて考古学的に解明されることに期待したい。

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 明けて元旦。家族で正月らしい朝食を過ごし、「さて、天気もいいし、食材の買い出しを口実にバイクの初乗りでも」ということになった。母がワタリガニが食べたいというものだから、知多の海鮮市場に電話で問い合わせをしてみた。このあたりでは名の知れた市場だが、茹でカニすらもう店先には並んでいないとのこと。諦めきれずに幾つか聞いてみると「蒲郡」の海鮮市場にワタリガニが少しだけ残っていることが判明、さっそく電話口で取りに行くからと予約をした。


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蒲郡港


 上社から名古屋環状自動車道に上がり、国道23号バイパスで蒲郡に向かった。片道60kmの走行はなんてことはないのだけど、とにかく寒い。冬の名古屋で吹く強い北西の風は「伊吹おろし」といって日本海から通り抜ける肌を刺す季節風。往路は背中に受けるのでまだマシだが、復路ではずーっとこの風を正面に受けながらの高速走行は、小さなOSフロントカウルくらいでは如何ともしがたい。この点、GL1200のばかでかいフェアリングとシールドは快適で、高速走行にはいいな〜。


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蒲郡海鮮市場


 蒲郡は海沿いに面した県内では温暖といわれる地域なので、バイクを降りてしまえば日差しがあるかぎりひと息つける。休日であればそれなりにお客さんも多いのだが流石に元旦の店内は閑散としていた。お目当てのこのシーズン最後と思われる貴重なワタリガニを買い占めて、不漁でこれまた品薄のアサリを酒蒸し用に追加してトロ箱に詰めてもらう。MT-01のリアシートに落ちないようにネットでくくり付けて、いざ帰路に。サービスエリアにことごとく入って用を済ませ、手足がすっかりかじかんだ頃に初走りが終了した。


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 ワタリガニは夏から秋が時期だと思うので、もうこの時期では漁師の舟もほとんど出ていないらしい。手に入れたモノも大きさがまちまちでハサミも取れてたりと、他の漁でたまたま上がったモノが店に並んだんだろう。まあ贅沢は言えないので、さっそく湯がいて注文主のお袋に食べてもらう。すべてがメスで卵をかかえていたようだ。「美味しい」といってかぶりつく家族の姿をみれば、クッソ寒い中をバイクで買い出しに行った甲斐もあるものだ。アサリも地元産じゃない「浜名湖産」、やはり時季外れだから小粒で酒蒸しにはふさわしくないけど、他の調理法も思いつかず。秋に蔵出しで手に入れていた日本酒のアテに、チマチマと小さなアサリを頂いた。


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城山八幡宮


 昼食なのか夕食なのかわからないような正月らしい時間を過ごしてから、家族で近所の城山八幡宮に初詣に出かけた。ここはこんもりとした小山の上にあり、元々は戦国時代の織田家が作った末盛城があったところで、東国の松平氏や今川氏に備えた織田家の重要な防衛拠点であった。今も空堀が残る山城あとは、足腰の弱い母親には辛いものがあるけど、娘達が介添えして自力で参拝することが出来た。日中は大勢の参拝者で溢れているけど、夜7時ともなれば元旦とは思えないほど静かに初詣をすることができる。「どうか、次女が希望する大学に入れますように」。


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君の名は


 去年の年始には「永遠のゼロ」を、今年は「君の名は」を家族でゆったりと観賞。前評判からストーリーが難しいと聞いていたので、前後する展開を考えながら見ていた。見終わったときには、70%くらいストリーが分かったような気がしたが、残りはもやもやと残る。後で娘達と意見を交わすと90%くらいまでは納得できるようになった。脚本は置いといて、まずは画像の美しさ、アニメの立体感が素晴らしかった。昔、ジブリのアニメを見てその奥行き感に感動したが、このアニメではさらにその上を行っておりアニメ技術や手法がそれだけ発達したんだろう。

エンディングを見て、これからの二人の展開に期待してしまう人もいたんじゃなかろうか、かく言う小生もそのひとり。


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平和公園


 2日の朝早くから家族でお墓参り。お墓は自宅からクルマで10分ほどの距離にある「平和公園」にあり、お参りするには都合がいい。名古屋が戦後の復興をしてゆく中で、都心部の区画整理が強力に押す進められて広大な道路や碁盤の目のような整然とした区割りがなされた。そのとき、都心部に広がっていた300近いお寺さんも都市計画に組み込まれ、その檀家のお墓はすべて東山に新設された広大な平和公園に集約された。
 見渡す限りお墓が広がっているが、宗派ごと、さらにはお寺ごとにきれいに区割りされている。我が家のお墓の裏には日清戦争で亡くなった名古屋の連隊兵士たちのお墓が建ち並んでいる。その横には、捕虜として日本にいる間に亡くなったドイツとロシアの兵隊達のお墓も仲良く並んでいる。

 小学生だった頃の小生は、お墓参りに来るたびにこの兵隊さん達の墓標に水をかけていたものだ。花も供えられていない姿がかわいそうだったからだ。それが、いつしか次女も水をかけて廻るのがお決まりとなっている。小生が指示したわけではないのに、小生の幼い頃とおなじように娘が振る舞う姿はなんと言えばよいのだろう。


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 その晩は、かねてから企画したかったお隣さん夫婦との夕食会だった。ご夫婦とは立ち話はするものの、引っ越してきて1年が経っても一度もゆっくりとお話や食事をしたことがなかったからだ。ご主人の趣味が小生と同じオートバイ、奥さんもつい最近免許をとって仲良くツーリングに出かけている。バイクのことやご近所のこと、仕事の事などなど話は尽きることなく、長時間お付き合いさせてしまった。
 ご主人は下戸、対して奥さんは東北出身のいわゆる「ザル」!! 小生の家内は手酌で缶ビールをガンガン飲み、ご主人はウーロン茶をちびちびと、小生と奥さんでとっておきの蓬莱泉「吟」をさくっと一升空けてしまった。お隣さんとはこれからもながーいお付き合いになりそうだから、今回はよいきっかけになったと喜んでいる。


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DSCC中部 新春ツーリング


 フェアレディZのクラブ(DSCC中部)の今年最初のツーリングに参加。毎年1月3日に開催され、目的は浜松の秋葉大社にメンバー揃って交通安全のお払いを受けることだ、午前10時という比較的遅めに新東名浜松SAに集合し、秋葉大社まで32台の新旧Zが車列を整えて走行した。もっともクラシックなS30が数台に、最新型のZ34まで様々な年式のフェアレディZを見ることが出来る。ロードスターは小生を入れて2台、Zのメンバーの中ではロードスターはマイナーと言えるだろう。程度のいい初代フェアレディZ(S30)などは希少価値が出てしまい、非常に高額な値段で取引されているようだ


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秋葉神社下社
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昼食時のじゃんけん大会


 秋葉大社は秋葉山の山頂にある上社とふもとにある下社の2社がある。上社への山道は狭く多数のクラブ員が押し寄せては迷惑になるのか、いつも駐車場のゆったりした下社にお参りに行く。他の参拝者に混じって、クラブ員も神妙にお祓いを受けた。
 その後は門前の食堂で恒例の昼食。今回は秋に行われたアメリカのZクラブとの交流で先方からプレゼントされたフェアレディZのお宝が提供され、支部長とのじゃんけん大会でメンバーに手渡された。アメリカのZカークラブとの交流も盛んだ。昨年は日本からは10名近い人たちがアメリカのZフェスティバルに参加し、またアメリカからは大勢のZフリーク達が家族連れなどで日本を訪れ、日産のテストコースや鈴鹿サーキット、京都観光などを巡り、日本の仲間たちがエスコートした。クルマの趣味の延長で、1週間ほどの海外旅行をしちゃうほどのクルマ好き達だ。思うように長期の休みが取れない小生には羨ましく思うばかり。


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浜松市春野文化センター 


 この春野はクラブのイベントで毎年訪れている場所、フェアレディZの生みの親と言われる片山氏のふるさとだ。秋葉山の天狗に因んで、地元の広場には巨大な天狗の面が飾られている。これを背景にツーリングの最後に集合写真を撮る。これも新春ツーリングのルーティーンだ。
 冬の日差しはつるべ落としというが、周囲の山の端で切り取られた日差しがどんどんと遠のいて、肌寒い日陰が押し寄せてきた。日が陰ると風はめっぽう冷たく、とてもロードスターをオープンにする気力も失せる。



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Z33 ロードスター Ver T 平成17年


 塗色「サンセットオレンジメタリック」が夕日に照らされている。カタログではイメージカラーとして取り扱われているが、実車ではあまり見かけないニッチな色だ。現行のGT-Rにも似たようなオレンジが使われていて、スポーツカーでは希ではあるが定番な塗色なんだと思う。小生的には気に入っているのだが、家族からはさっぱりの評判。。。スポーツカーはブラックが多いのではと思っていたけど、今回のツーリングで並べてみると意外に「白系」のボディが多いことに気づいた。

 小生のロードスターも初年度登録が13年前になり、走行距離も8万キロに届いた。昨年は助手席のドアノブが壊れて開かなかったり、マイナーな漏れがあってホースごとラジエターのアッセンプリー交換したり、エンジンカムセンサーの故障で機嫌悪くなったりと、そろそろ手がかかるようになってきた。
 乗り換えるなら、次期フェアレディZロードスターを企んでいるのだが、昨今の日産不祥事などで、プロトタイプすら未だ発表されていない。エンジンが自然吸気3.7Lからターボ3Lになるらしいけど、この先は自然吸気の大排気量のエンジンは開発されないだろうと思うと、新型のエンジンダウンサイズにはちょいとがっかりだ。

 新しいフェアレディZに期待するか、最後の大排気量の現行フェアレディZを手に入れるか、悩ましいな〜〜。
おっと、肝心の次女の大学受験を忘れていた、、、しばらくは次期戦闘機の話題は封印しなきゃねえ。








by akane8150 | 2018-01-05 21:26 | Life | Comments(11)
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