小生の備忘録

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Z33 ロードスター 8 白川郷 白水湖 白水の滝



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 紅葉を目当てに360°カメラでも回そうと、お出かけを考えた。バイクの準備をしてGLサイドカーで走り出したのだがチョークを引いてかろうじて回るものの、エンジンのふけがまったくおかしい。近隣をぐるっと回ってみたが良くなる気配もないので、GLを諦めてフェアレディZで行く事にした。
 行く先は白川郷の白水湖(はくすいこ)、大白川ダムとしてその前後のお山で紅葉が楽しめるだろう。東海北陸自動車道路の清見ICまでは高速道路、あとはR156をのんびり北上、途中の荘川桜や御母衣ダムなどを見て回ってきた。

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県道白川公園線

 ダムから2kmほどさらに北上すると、国道から左に折れて山奥に進む道が出てくる。岐阜県県道451号「白川公園線」は霊峰白山の東山麓にあたり、例年11月に入れば積雪などで冬季閉鎖になってしまう。延長13kmの終点には大白川ダムと白水湖があり紅葉の美しさが知られている。さて今年の紅葉のぐあいはどうなんだろう!

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 10月最終週の訪問であったが、すっかりと紅葉はすすんでいた。樹種によってはすでに落葉してしまっているが、蔦の朱やぶなの黄は真っ盛りに思える。天気は快晴でブルー1色の空に木樹の色が良く映える。それにしても
県道は1~1.5車線の鎰路の部分がほとんどだから、クルマ同士のすれ違いもやっかいだ。

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白水の滝

 もう少しでダムというあたり、左手に白水の滝の案内を見つける。クルマを停めて路傍をおり紅葉の林を進むと、、、ありました、白水の滝。 一条の真っ白な瀑水が80m下の滝壺までまっすぐに帯を引いている。色彩に溢れた絵画の真ん中にぽっかりと岩肌がそびえ立ち、中央の白水の滝を引き立たせている、このまま描いても絵になる構図だ。後学ではこの滝は日本三大瀑布に含まれるくらい有名で、那智の滝、華厳の滝と肩を並べるのだから大したものだ。
 滝の駐車場では男性ふたりのちょっとした口論に遭遇。70才以上と思しき高齢者のドライバーに後続していたクルマのドライバーが声高に言い寄っていた。「後ろが大渋滞なんだから、あなたはクルマを路肩に寄せるくらいの気を遣うべきだ。」。。。こんな感じの内容だった。すれ違いもままならないようなドライバーがこの県道を走れば、クルマの流れを止めてしまうだろう。相手に道を譲るぐらいのマナーとゆとりは持ち合わせていたいモノだ。

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ブナの林

終点の大白川ダム周囲はキャンプ地や登山道などで賑わっている。この地で手つかずのブナの林が残っていることは貴重とされ、黄色に紅葉するブナの木々がすばらしい。杉やヒノキが植林され、年中緑一色な人工林に比べ、なんて自然林は美しいんだろう。

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白水湖

 約60年前に作られたダム湖で、濃いブルーの水面がすばらしい。湖に流れ込む温泉がこのブルー色を作り出しているといわれる。ダムの周囲には、登山道の入り口、小さな避難小屋、立ち寄り湯、キャンプ場などがあるくらいでとても静か。自然林のお山は黄色、橙、朱に染まり紅葉まっさかり。


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大白川露天風呂

 湖畔にはトーチカのような頑丈なコンクリート製脱衣場の露天風呂施設がある。近くのロッジに仮設のチケット販売所があり、入浴料300円で楽しむ事が出来る。湖の奥の地獄谷というところに、源泉温度96度の源泉があって、ここや下流の平瀬温泉までお湯が引かれている。硫黄の香りのするお湯で、湯船はどうどうと掛け流しで溢れている。正面は湖畔が広がって、何の衝立も壁もない、「すっぽんぽん」の大らかな露天風呂。隣の女性風呂も似たようなモノだろうから、この手のワイルドさが耐えられない人には無理だろう。でもお湯はいいし、景色や状況は最高、これは極楽であった。
 居合わせた初老の男性と湯船で会話。大阪からご夫婦で朝早くからの日帰りで来ているそうだ。「滝マニア」で全国の滝を探して回っているが、「白水の滝」はすばらしかったと感想を述べてみえた。唯一残念なのが、湯船の底に朽ちた落ち葉が貯まっていて、湯船はお茶の葉が舞う急須の中みたいになっている。
 県道の交通が出来る6月から11月初めまで、1年で半分以上雪に埋もれてしまう秘境中の秘境の温泉ともいえるだろう。

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野谷庄司山 1737m

 さくっとお風呂を楽しんで帰路につく。R156に戻り北上して白川郷を目指す。正面には背景の真っ青な空に映える沢崩れのお山がくっきりと見える。家に帰って調べると、「野谷庄司山」という1800mほどのお山でこの峰の向こう側を白山スーパー林道が山越えをしてゆくところだ。ちなみに白山スーパー林道は「旧称」で白山白川郷ホワイトロードに変わっている。「林道」ってのが砂利道を連想させ観光客が敬遠するからだそうだ。旧称の方がよほど格好いい。



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コダック PIXPRO SP360 岐阜県道白川公園線

 ドーム状画像から得られる360°のダイナミックな画像は面白くってこのカメラでいろいろ試しているところだ。専用ソフトを遣えば視聴者は前後、左右、天井と視点を変えることが出来る。編集すれば1台のカメラで幾つもの視点からの画像を作り出すことができるわけだ。
 難点は振動に弱くって、クルマやバイクに直接マウントすると「ブレブレ」の画像になってしまいやすい。形態上、ボディマウントも難しいカメラなので、このあたりのぶれ対策が必要だ。画質もGopro4に比べると粗いものになっているし、外部マイクの拡張性がない。

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白川郷の大渋滞

 帰路はR152を北上して白川郷ICから高速に乗ろうと思った。さて、白川郷にお昼ぐらいにやってきたら、対向車線がトンデモナイ渋滞を起こしていた。国道沿いの観光用駐車場に入ろうとするクルマ達が、ICの料金上近くまで4,5kmのまったく動かない車列を作っていた。反対側から来ていたらと思うとゾッとする。北上してICから帰ろうとする小生はまったく渋滞無し。みなさん、よくも我慢していられるものだ。せっかちな我が家だったら、もうとっくの昔にUターンして諦めているだろう。




by akane8150 | 2018-10-31 07:38 | Cars | Comments(2)

MT-01 OS 34 2/2 紀伊半島縦走 R371号 木守平井林道 龍神スカイライン


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和歌山県古座川町平井集落

 肝心要のR371の点線国道部分、まだこの先なのに通行止めにあって途方に暮れる。はるばる名古屋から5時間以上もかけて走ってきたのに。。。
 「どこへいくんだね?」軽トラのおじいさんが声を掛けてきて立ち話となった。この先の林道を越えて龍神へ行きたいんです。「んなら、対岸の国道にでれば、上流へ行ける」え〜、そうなんですね。国道は川の反対側ですか? 「鉄砲を撃つから山には行くが、嵐の後だから林道がどうなっているかは知らんがね」

 目の前に「陽射しが差したような」うれしさに、おじいさんを思わずハグしたくなったが、そそくさとバイクをU-ターンさせる。「そんなおっきな単車見たことも無いわ」などど、お褒めの言葉を頂いて会釈と共に引き返した。そ〜だろうな、この集落の小径にMT-01が紛れ込んできたことはないだろうな。

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 集落に入る前に立ち止まった分岐に橋があったのだが、それを渡るのが国道だったよう。振り返れば、ガードレールに赤い矢印が手書きされていた。兎にも角にも、これで「首が」つながった。気分はがんばるぞモードに切り替わった。

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 ほどなくしてR371のおにぎりが描かれた分岐に出くわす。これを見て安堵。再び川の左岸に移って上流を目指す。もうすでに対向するクルマには出会わない。

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 山の端がだんだんと近づき、谷も狭くなってくる。最後の集落、といっても2,3軒の人家だがこれを過ぎるとめっきりと交通量が少ない林道のようになってきた。そろそろR371の通行止めポイントも近いだろう。「路欠のため通行止」と書かれた案内を見る。「路欠」などという表現は見かけないが、なるほど路が欠けているのだから的を得ているか。

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木守平井林道

 とうとう、点線国道の部分にやってきた。WEB上でしか知らないこの分岐と標識の光景を目の当たりにする。点線部分はこの先しばらくして人道となるはずだ。右に続く林道は「木守平井林道」で峠をはさんで17kmほど。さて、通り抜けられるのだろうか、

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 林道の簡易舗装で路はそれなりにきれいだ。手入れのされた状態と思われる。落石はあるものの、倒木の類いはキレイに覗かれていて路が生きていると感じた。これなら、峠の向こうまで行けるかもしれない。

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木守平井林道

 なんて、楽観していたら、土石流でアスファルトが浮いてしまった災害箇所に遭遇。引き返せる手前でMT-01を止めて歩いて偵察に。クルマ1台分の幅だけ除石が済んではいるが、残ったアスファルトは波状路のように波打ち、大小の土砂が路上に溢れている。引き返そうかとも思ったが、ここまで来たのだから行けるところまでいこうと決心。
 スタンディングをとって、1速で等速を心がけて荒れた路面に繰り出す。リアが振られようがフロントタイヤの接地感だけを大事に進む。目に付く大きめの石は避けるのだが、小さなモノはありすぎてどうしても踏んでしまう。「パーン」とタイヤが石をはじく音がいやらしい。タイヤのサイドウオールを傷つけたらあっさりパンクの悲劇に出会う。こんなところでパンクなどしようものならえらいことだ。

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 土石流跡区間は数百メートルで済んでホッとする。それでも舗装路面には沢山のがれきが落ちているのでまったく気が抜けない。ハンドルを取られて谷に落ちてしまわないよう、見通しがいい限りは山側の路面を選んで進む。手書きの標識には「大塔まで3.2km」とある。コンマが後で書き込まれたようにも見える、3.2kmと32kmはえらい違いだ。こんな路を32kmも走りたくは無い。峠の行政境界までが3,2kmなんだろうと都合の良いように解釈した。

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木守平井林道

 林道のもっとも奥の沢を越えると、峠までは南斜面をひたすらあがってゆくことになる。見上げればまだまだ先まで路は続いている。がれきと折れた枝は相変わらず路面に溢れていて、安全なルートを探すのに目が離せない。景色見るなんて二の次だ。

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無名峠 木守平井林道

 林道起点から10km、30分かけてやっと峠に着いた。途中、バイクを止めて路を偵察したことも数回会ったが、換算で時速5km、えらく時間がかかったものだ。見渡してもお地蔵さんや標識など峠を示すモノが見当たらない。近代にクルマのために作られた林道はこのようなものだろう。まずは、ひと息休憩。この林道を越えさえすれば、今日の目標「R371による紀伊半島縦走」が現実味を帯びてくる。

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 のんびりもしていられないので、峠を下り始める。嵐の名残だろう、路はずーっと折れた枝葉と枯れ葉、大小の土砂が堆積している。下りは尚更怖い。フロントタイヤだけはグリップを失わないように細心の注意をはらってどんどんと下る。林におおわれて景観は楽しめないが、時折ぱっと視界が開けて岩肌を見せるキレイなお山が望める。しかし、まだまだ集落は見かけていないし、気が抜けない山奥だ。

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 峠から下ること7kmでやっと人里に出てきた。林道の名前にもなっている木守の集落だ。なんとなくこれで名古屋まで帰れるような気がしてきた。

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 木守平井林道で地獄を見てきたはずだったが、まだまだ試練は残っていた。主要道路のR311の龍神街道に出会うまで、R371は50kmをひたすらくねくねした川に沿って走る事になる。路の中央は苔むした堆積物でおおわれ、バイクが安心して走れるのはクルマのわだちだけ。見通しのきかないカーブが嫌ほど続くので、対向車も気にしつつ転けないように走るのはかなりの忍耐力が必要だった。

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 さらに合川ダム湖あたりで時間通行止めをしているとの情報を持っていた。午後12時からの1時間だけ工事が止まって通行できるのだが、これを外すと40~50kmを迂回する大ピンチとなる。計画では午後12時に通過予定であったが、ここまでで随分と時間がかかってしまっていた。時計を睨みつつ、間に合うようにプチ飛ばした。飛ばした甲斐あって、通行止め再開10分前に工事ヶ所を通過することが出来た、よかった〜。

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時間通行止め区間もクリアして、底なしにブルーな川底、朽ちた吊り橋、すでにぎんなんの香りを放つイチョウの木など、景色を見る余裕が出てきた。

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中辺路 川合

 R311の龍神街道に出てしまえば、これまでも見かけた風景で「もう大丈夫」ってな安堵。それにしても、湯の峰まで27kmって、まだ小生はそんなところにいるわけ?? 安心のR311との重複区間はあっという間で、またまたR371は中辺路を左に折れて孤独に山の中に入ってゆく。

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 再び登りになるけど、先ほどの林道を思えば極楽、天国。これから越えるであろう山の頂も正面に見えて気分良し。中辺路から龍神を繫ぐルートは幾つもあるが、最も遠回りなコースがR371だろう。だから交通量も必然的に少なく走りやすい。

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 右手に谷を隔てた向こう側の山嶺くっきりと見えてきれい。ゆるやかに登った先には峠の「笠塔トンネル」が口を開けている。トンネルを出ると視界は広がり出来たての国道に変身。立派な橋も架かっていい感じだ。。

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R425 龍神街道

 勿体ないくらい立派な笠塔トンネル前後の山道を抜けてくると交通量の多い龍神街道にぶちあたる。あとはごまさんスカイタワーや高野山を目指すのみでナビも不要だろう。
 あれ?? そういえばこの手前のR371に点線部分があったはずだけど、全然気付かず素通りしてきてしまった。途切れた国道の代わりに県道が繫いでいたはず。まあ、それくらい路は快適に走れたわけだ。ならばその県道を国道に格上げしちゃえば、みっともない点線部分が解消されるのに。お役所事にはいろいろあって簡単にはいかないんだろう。

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道の駅 龍神

 龍神街道を北に向かう。R371前半部分を思えば、このあたりは大都会だ。山奥の緊張感も不要で制限速度+αでのんびりと流す。流れる景色も馴染みもあって今日のミッションものこり消化試合の感。でも時はすでに午後2時だ。

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ごまさんスカイタワー駐車場

 平日もあってか、龍神スカイラインは交通量が少ない。道の駅から峠まで1台のダンプカーに引っかかっただけで、先行するクルマやバイクも無く気持ちよく駆け上がった。今回の縦走路で最も高度のある1200mを越えて行くので上がるにつれて紅葉が深まっていることがよく分かる。頂上付近は落葉がすすんでいた。

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 駐車場からは東側に横たわる山々がキレイに見える。とりわけ向かい側の峰には気になる林道が走っている。稜線をつないでいる林道のようで、あそこに行けたらさぞかし良い眺めだろう。山は杉やヒノキでほぼ完全に植林されてしまっている。紅葉は中部以北の山々の方がキレイな場所が多いように思う。なぜならこのあたりの山はその多くがすっかり植林されてしまって、自然林があまり残っていないからだ。

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ごまさんスカイタワーからは、山の稜線に沿って穏やかな道が続く。気づいたのが路肩に引かれたブルーのライン。100mほどの等間隔で数メートル分だけ塗られている。利用目的が分からないので、知っている人から教えてもらいたい。

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高野山

 龍神スカイラインの下りはそれなりに長い、いい加減に飽きた頃に高野山の交差点に到着。すでに夕方の時になっていて観光客もまばらだ。ここを右折して最後のクネクネ道が始まった。

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河合橋
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国道なのにバスが通れないトンネル
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 高野山から橋本までのR371はなかなかの酷道だ。まずは道幅が狭くって車同士の離合ができない場所も数知れず。また舗装の状態もとても悪く、山奥の舗装林道のほうが良いと思えるほど。集落にも出会わないから、観光地で有名な高野山のルートとは思えない秘境感もある。幅員が足りなくってバスなどの大型車は通行できないトンネルもあったり、もしも間違えて観光バスなどが入り込んだら大変な事になるだろう。なんたって、U-ターンする場所もないから。
 路肩もガードレールがなかったり、カーブミラーが設けてなかったり、R371全区間の中でも、高野山から橋本までの約20km区間は国道とは思えない貧相さだった。

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橋本(R370交差点 向副)

 橋本市内まで残り5kmの標示をみて、走りきったことを実感。市街に下りてくると午後3時半すぎにとうとう紀ノ川にぶつかった。串本の海岸から和歌山の紀ノ川まで、200kmの山道を5時間半かけて走り抜けたことになる。道が通行止めになっていなかったことに、また転けなかったことに感謝。紀ノ川の河畔にバイクを停めてちょいと一服、夕日を浴びて紀ノ川がキレイだった。

 R371はまだこの先も続いている。もう一つ山を越える紀見峠のむこうに始点の河内長野の街がある。ここから20kmも満たない距離ではあるが、この先はがっつり市街地で夕方の帰宅ラッシュに合いそうだ。ここまでで十二分に堪能したので、今日のR371探訪はこの橋本市紀ノ川で終点とした。

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京奈和自動車道 橋本IC近く

 紀伊半島の山奥を走ってくると、橋本の市街地が「大都会」のように思える。このまま河内長野まで走れば正真正銘、R371を駆け抜けたことにはなろうが、陽はすでに傾いて長い影を引いている。京奈和自動車道の橋本ICから北上して、橿原バイパスを経て郡山ICから東名阪自動車道に乗った。名古屋に帰り着いたのが午後7時、本日の走行距離697km、無事に帰還した。走り終えた満足感でその夜のビールは旨かった。



by akane8150 | 2018-10-25 21:21 | Motorcycles | Comments(8)

MT-01 OS 34 1/2 紀伊半島縦走 R371号 橋杭岩 一枚岩



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国道371号

 お国が規定した立派な道路のはずなのに通り抜けることの出来ない国道を別名、「点線国道」という。先日確かめに行った飛騨のR257もそうだったし、2年前に訪ねた竜飛岬のR339は階段国道として有名だ。紀伊半島のR371は南紀串本から河内長野までの山深い紀伊半島を険しい山道で繫いでいる。地図で見ると串本の先には点線国道区間も含み、どんな景色だろうかと想像を掻き立てられる。んっじゃ、紀伊半島も寒くなって辛くなる前に、この酷道を制覇してやろうと企んだ。

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 下道走行も多くなりそうだから、朝5時半すぎにと早めの出発。10月の日の出はのんびりしているのでまだ薄暗い。南紀串本まで270km、高速道路がメインではあるが時間がかかるだろう。ウインター用のグローブとつなぎに重ね着したウインタージャケットの防寒対策をしたが、正解だった。

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紀勢自動車道 海山あたり

 名古屋高速・東名阪自動車道・伊勢道とノンストップで南をめざす。勢和多気から紀勢自動車道に入り、紀伊長島を過ぎて尾鷲手前の海山あたり。対面通行区間なので前を行く観光バスに続いて走っていたら、どんどんとヘルメットのシールドが曇ってきた。バスの排ガスが白煙になってることも無いし、エアコンの排水を浴びてる様子もない。そーっとシールドに触れてみるとどうやら油脂っぽい。こりゃいかんとハザード出して路肩に退避、後続のクルマを先に行かせた。

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 シールド見てみると、透明な油脂でべったり。石けんを使ってやっと油膜のぎらつきがとれた。メットのみならず、バイクのフロントカウルやウエアにもがっつり浴びていた。どうみても整備不良のバス排ガスが原因としか思えない、それにしてもこの油脂は何だろう。軽油かなあ??

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R425 尾鷲

 尾鷲ICおりてすぐの所にあるR425の出発点。毎度覗いてみるのだが、今日も元気に通行止め。案内には年明けには工事が終わるように書いてあるけど、ホントかしらん。いつの日か、ここから出発してR425の全線を和歌山の御坊まで一気に走りきってみたい。

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鬼ヶ城

 自動車道区間をすぎると大泊。トイレ休憩に鬼ヶ城に寄ってみる。まだ朝の8時、観光客の姿は皆無で駐車場もがらんとしていた。雲の切れ間から朝の日差しが線条を引いてきれいだ。

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三重県道141 オレンジロード

 大泊から新宮まではR42で海岸線を南下するのが普通だろうが、20kmは続くこの海岸線の路は景観も単調でただまっすぐな市街路。全然楽しくないので山側の県道141号を迂回路としてクネクネ走る。周囲はミカン畑が広がっていて「オレンジロード」と呼ばれているのも納得だ。信号も少なく、コーナー、アップダウンありのお薦めの抜け道だ。

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新宮市内

 午前9時前、遅めの通勤時間帯で新宮市内に入った。尾鷲と新宮市街は自動車道が今だ出来ていないので下道を走るしか無い。しかし市街は信号も交通量も多いのでスムーズに通過できない。市内のガソリンスタンドで今日初給油、11.7L補給、242km走って、燃費は20.6km/L。残量警光灯がつくまで走っているけど、3Lはタンク内に残っているだろう。警告灯がついてもまだ60kmは余力を残している勘定だ。

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橋杭岩

 見所の橋杭岩には午前10時前に到着。ごろごろ転がっている岩も干潮でむき出しだ。串本はもう目の前で山奥に入ったら食事もとれないから、かなり早めのお昼ご飯。橋杭岩を正面に見ながら、マグロ丼1200円なりを頂いた。味は可も無く不可も無く。岩をバックにMT-01のフォートレート1枚。

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南紀串本 R371終点

 潮岬の灯台ぐらいは寄ってみたい気持ちに引かれながら、今日は先が長いので先を急ぐ。串本の町を過ぎると本日メインのR371終点に到着。名古屋からここまでの270kmを4時間半でやってきた。終点の先は海に続いている、まだ見ぬ起点の先はどうなっているんだろう。

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串本からR371点線国道区間まで

 R309やR168も南北に走る点では縦走ともいえるが、紀伊半島のさきっちょから最深部を貫いているのだから、R371は正しく紀伊半島を縦走する。このルートで最大の難関が点線国道区間だろう。串本から約30km先の点線部分は峠越えの林道で繋がっている(はず)。ここさえ越えることが出来れば、たぶん名古屋まで帰る事ができるだろう。さてさて、期待と不安が入り交じったツーリングのはじまり、はじまり。

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一枚岩

 最初のチェックポイントである道の駅「一枚岩」に着く。対岸は一面の岩壁でなるほど「1枚」。一個の石としては国内最大級で国の天然記念物に指定されている。150mの高さ・800mの幅、これが1つの塊と思うとすごいわ。

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 一枚岩を過ぎたあたりは、道はキレイに整備済みで圧倒的に交通量は少ないし信号など皆無だし、とても走りやすい。しかし・・いずれ点線になるような国道なのに全くもったいない気がしてならない。

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美女湯温泉

 工事中で迂回して右岸へ、程なく行くと美女湯温泉なる美味しそうな温泉を発見。営業はお昼の2時からなので没、後学で調べるとアルカリ性単純温泉、PH9.7!!かなりヌルヌルのいいお湯だろう。

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 こんな味のある吊り橋を渡って元の国道に復活。小生は高いところはダメだから、ろくに下を見ないで教習所の「一本橋」みたいにして渡る。ホントに高所は嫌い、間違いなく男子の大事なところが「ヒエヒエ」してくる。

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七川貯水池 和歌山県道229号分岐

県道ではあるが、これも縦走路の一部として名の知られた和歌山県道229号への分岐部。もしもR371の点線国道部分を抜けることが出来ずに引き返した際には、このルートも予備として考えておいた。でもガードは緩いけどしっかり通行止めの表示。こりゃいよいよR371号の行く末と心中するしか無くなってきた。



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 道はだんだんと国道なんだか、林道なんだか分からなくなっている。谷が深くなって山が左右から迫ってきた。いよいよ核心部分に近づいてきた予感。
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集落 平井

 点線国道部分の最後の集落、平井にたどり着く。橋のたものでプチ休憩、いよいよこの先の峠が越せるのか、ドキドキだ。橋の下を見ると流れは恐ろしい程に澄んでいて、魚が泳ぐ姿がよく見える。平井集落の入り口には分岐があって、迷わず集落の中の道を選んで進んでいく。

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平井集落 通行止

 橋から数百メートルも上がっていっただろうか、唐突に道一杯のバリケードと共に「通行止」に遭遇。絶対見たくなかった「通行止」の標識を目前にしてしばし呆然。時は既に午前11時、はるばる名古屋からここまでやってきたが、ついに挫折か。。。悪いことに後ろから軽トラがやってきて、脇道に入るのにMT-01が邪魔をしている。重いバイクを押して路肩に避けると運転手のおじいさんが興味深そうにこちらを見ていた。

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 ナビの画面をみると・・・紀伊半島の先っちょから、たったこれだけしか北上できていない。朝早く起きてがんばってきたのに、もはやこれまで。。。。さて、ここからどうしようと、頭を抱えた。

 紀伊半島縦走 2/2に続く



by akane8150 | 2018-10-21 20:49 | Motorcycles | Comments(8)

C57-139 お召し列車


なつかしい写真が出てきたので更新。
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C57-139

JR東海 リニア館に鎮座している 「C57-139」。実際に活躍していたとき、この機関車の運転席に乗って走ったことがあるんです。小生が小学3年生の昭和44年の夏でした。

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昭和44年 関西本線下り

 もう蒸気機関車が引退するということで(1971年電化)、最後だからと家族で名古屋駅から松阪まで乗ることになったようです。四日市の停車中に父と機関車の横まで見に行きました。おっきな動輪にビックリしていると、運転手さんが声をかけてくれたようです。

「良かったら運転席に乗らないか?」・・・・・!!!!!!

 父のほうが大はしゃぎだったような(^^)。助手席に父が座り、私はそのひざの上でした。これまでの乗り物で最も高い視点に驚きました。結局、松阪を通り越し亀山までこの運転席で過ごしたようです。なんどもT字型の汽笛を引っ張った覚えがあります。以来その運転手さんとは家族ぐるみのおつき合いをしました。

 この機関車は通常は真っ黒の車体ですが、実は伊勢参拝に使うお召し列車をひく機関車だったんです。各部に真鍮のモールがあしらわれ、煙よけにはストライブが入っています。今池の乗務員訓練所に長い間露天保管されてさびさびだったのですが、このような晴れ舞台が用意されて機関車もきっと喜んでいるでしょう。

今に思えば、すごい体験をさせてもらったんですね。

C57-139
1940-9-4 三菱重工神戸造船所 製番309 広島局配属
1945-4-1糸崎
1947-10名古屋 時期不明 重油併燃装置取付
1950-10-27~ お召し列車牽引 国体 新2号編成
1962-5-19 お召し列車牽引 三重県行啓
1962-5-25  お召し列車牽引 三重県行啓
1969-9-30 関西本線名古屋 蒸気機関車さよなら列車牽引 229レ名古屋→亀山
1971-4-17廃車 国鉄名古屋教習所に保存、準鉄道記念物に指定
2010-2 JR東海鉄道記念館展示
(レイルマガジンより)



by akane8150 | 2018-10-12 17:36 | Life | Comments(2)

XT250 セロー 15 R257不通区間 三尾河バイパス 山中峠


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せせらぎ街道

 名古屋方面から高山に向かうルートでライダー御用達なのが「せせらぎ街道」だろう。郡上八幡の市街地からR472で北上し、r73で太平洋と日本海の分水嶺の西ウレ峠を越え、高山郊外の清美に抜ける。この区間の信号は数えるほどで、せせらぎの名のごとく渓流に沿った快走路だ(災害工事で片側通行のながーい信号待ちが複数箇所で有り)。
 せせらぎ街道以外で高山に向かうルートには「R156」もお薦めで、ひるがの高原からぎふ大和までの裏道「やまびこロード」を利用するとこれもまた信号知らずのワインディングロードが楽しめる。しかし、この2ルートは鷲ヶ岳をはじめとするお山たちに阻まれてクルマでの行き来が遮断されているのが現状だ。


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R257不通区間

 R257は1982年に浜松市 - 岐阜県大野郡荘川村までの国道として制定され、清見町麦島から荘川町三尾河までは道のない計画路線となっていた。これが出来れば、この地域の東西の流れができて商業圏も広がるのだろう。地図の上で眺めていると現地がどうなっているのか以前から興味があり、今回は東西それぞれの行き止まりまでいってみることにした。

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せせらぎ街道 麦島

 まずは東から攻めてみる。道の駅パスカル清美からせせらぎ街道で北上するとR257とR472のおにぎりが2つ並んだ標識区間となり、R257起点の麦島にやってきた。R257はここから分岐するなどの道路標識がないので気にしなければ分からないだろう。

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 分岐を左に曲がれば、道なりに舗装された1.5車線の集落を抜けて行く道となる。途中には通行止めの案内があって、やっとこれが国道なんだとわかる。麦島の集落は別荘風の住居があると思えば、無人となって廃屋となった家屋も見かける。

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R257 麦島側ゲート

 国道分岐から1kmもいかないところで通行止めのゲートがあっけなく登場。チェインでの閉鎖だから関係者の出入りはそれなりにあるんだろう。しかし地理院の地図では荘川側へクルマが通れるような道は無い。分岐の右側も試してみたが、これもまたすぐに通行止めのゲートで拒まれていた。

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R158 三尾河

 それではワープして荘川側から探索。R158を北からやってくると、道は軽沢トンネルを抜けると下り坂がずーっと続く気分のよいあたり。いつもはびゅーんと通り過ぎる小さな三尾河の集落がR257の起点。

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 舗装路を進めばすぐに車両通行不能の案内があった。「通行止め」ではなくって「通行不能」っていうのが、いかにも通れないことを強調している。さて、この先はどんな景色が待ってるんだろう。

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 仮設橋を渡ってゆくとほぼ完成した東海北陸道の橋梁をくぐる。この工事は終了しているようでここまでは車両の往来も多いようだ。そしてその先は荘川にそって舗装林道の態を見せ始める。

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 センターラインのある規格道路の部分も分断的に現れ、立派なコンクリートの橋桁も完成している。道路工事はここまでやりました感たっぷりに、三尾河の集落から2.5kmでついにぷっつりとセンターラインは途絶えた。

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横根尾林道 延長3900m

この先は横根尾林道と書いてあるが、地図の上ではR257はまだまだこの上を走っていることになっている。この先は未舗装路、お〜、いよいよ気分が出てきた。

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R257 三尾河側ゲート

 林道になって2kmでとうとうR257の最後の姿、三尾河のゲートについた。こちらは通行止めのバリケードが2つ置いてあるだけで拍子抜け。この先の山の向こう、2km先には麦島側のゲートがあるはずだ。
 R257のこの不通区間、見てのように開通させようとした形跡は残っているが継続している感じはしない。猛禽類が見つかったとかで調査が入ったりしたが、10年ほど前までは荘川側で工事が続けられていたよう。このあたりからまっすぐに麦島まで「三尾河バイパストンネル」が予定され、不通区間を解消する計画なんだが、昨年の岐阜県再評価実施箇所の説明では、三尾河トンネルの着工の目途はたっていないのが現状のようだ。

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三尾河のバリケードの右手には横根尾林道がまだまだ続いている。いけるだけ行ってみようと先に進んだ。

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左手には荘川の源流をみながら、林道を進むと伐採林がぱっと視界を広げてくれる。路面は砂利がひかれ、林道は整備されていて生きた道のようだった。どこまで続くのか。

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 三尾河ゲートから5kmほどで舗装路に出くわした。砂利道はここで終わり、どうやら山中峠に向かう林道に合流したようだ。今日はこの山中峠も目的地なので、その起点から走り出すために今来た道を折り返し、R158に戻った。

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明宝荘川林道

 R158とせせらぎ街道を唯一クルマで抜けることが出来る山中峠(正確にはさらに南には大洞峠など寒水などから抜けるルートもあるが)。かねてから地図上では興味のあったルート。ネット上では、山神さん(https://blogs.yahoo.co.jp/poseidonttz2693/32325968.html)をはじめ幾つかレポートを見ることが出来る。雨が降り出しそうな天候ではあったが、せっかくセローできているので挑戦してみることに。

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R158の三尾河に戻って1.5km先の黒谷の集落がスタート地点。集落を抜けて寺河戸川とならんで山をあがってゆく。道はまずまず生活路のようで普通に走りやすい。

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東海軽井沢別荘地

 里をぬけると東海軽井沢別荘地の看板が立つ廃墟のような別荘地を通り抜ける。先日の台風の影響か、倒木と落葉が路上に押し寄せ、ますます廃墟の風情が。この荘川には別荘地の案内がいくつもみかけるが、他の所はどうなんだろう。この東海軽井沢別荘地は建物を見る限り、20~30年は経っておりバブルの頃に作られたのではなかろうか。強者どもの夢の後といった風情だ。

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やがて先ほど横根尾林道から登ってきて折り返した三叉路に出くわす。やはり山中峠に向かう道だったんだ。

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 舗装された林道をどんどん進む。後学で分かったがこの道は「明宝荘川林道」と名前が付いていた。9月第4週の訪問であったが、紅葉が始まりススキの穂が道幅を狭くしていた。あと2~3週もすればこのあたりの雑木林もキレイに染まるだろう。

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荘川

 さらに上流へ、この橋をこえると道はダートにかわった。橋には荘川の文字。そっか能登半島ツーリングの際に富山湾で渡った大河の荘川、ここが源流なんだと思うとプチ感動。ここの水は小牧ダムをはじめ幾つかのダムを乗り越えて日本海に流れ着く。

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ここも走りやすいダートで細かな砂利が敷かれている。まっすぐに高度を上げて行くのでクネクネ感なし。

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山中峠 最高地点

 景色の変化も少なく奥へ進んでいくと何時しか下りになっていた。ちょっと変だと思って後戻りしたのがこのあたり。最も高い地点を峠の頂きとすれば、ここが山中峠としてもいいのかも。地理院地図の等高線から判断してもこの地が最も高い。左手にはまさに源流といってよい湿地がありここが日本海に注ぐ庄川の生まれる場所だ。峠を越えた先は、すべて太平洋に流れ出る川となる。

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ミズバショウ自生地

最高地点から200mほど明宝側に下るとミズバショウ自生地の案内があった。ミズバショウの春先であれば訪れる人たちで賑わうのかも、でも今は全く静かなところ。

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下りにかかるとダートが荒れ出した。路上の水の流れが深い溝となって走りにくくなる。フェアレディZできていたらフロントバンパーをガリガリさせるだろうな。

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山中峠

 最高地点から500mほど降りてきたところには、お地蔵さんを収めてあるだろう祠がたっていた。地理院の地図ではここが行政の境となって山中峠の表示がなされていた。行政の都合でここに線引きされただけで、この祠も昔はミズバショウ自生地近くの最高地点にあったんではないか。

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めいほうスキー場

 祠の先はすぐにスキー場ゲレンデに林道は飲み込まれて行く。ゲレンデの中を折り返して高度を下げる。このあたりからは簡易舗装にあるが結構荒れている。夏期だけのバイクオフロードコースが出来たら面白いだろうな〜。1周2~3キロの走り甲斐のあるコース、バンクやジャンプを混ぜて走り回ってみたい。

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明宝荘川林道起点

 5,6kmだらだらとクネクネ降りてくるとめいほうスキー場に通じる広い舗装路にであう。入り口には通行止めのバリケードがゆるーく立っていた。確かに黒谷の集落を越えてからはすれ違うクルマもなかったような。
 さてこの林道を使えば、高山への往復で使えるルートの選択肢が増える。しかしラフロードの区間もそれなりにあるので、大型のオンロードバイクではあまりお薦めできない。セローなどのオフバイクであれば、横根尾林道とこの林道のオフロード部分をつなげば、この地域でも貴重な未舗装林道として楽しめるだろう。




by akane8150 | 2018-10-08 22:54 | Motorcycles | Comments(4)
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